選ばれし素敵な訳たち
「第4章」講評
第4章は,物語の中でも前半の「かなめ」になる部分です.選考委員会のメンバーからも,「しっかりと読み応えのあるものが多かった」「一同とっても考えさせられた選考例会でした」との感想が述べられました.
応募総数36通の中から,次の8通を優秀作品として選びました.
「みゅうさん」「Nini さん」「あぱさん」「ROSE さん」「あめさん」「にっこりさん」「milou さん」「加奈さん」
それぞれ文体の個性の違いがおもしろいですね.特に常連の方の中には,すでに自分の文体を確立しておられる方も見受けられます.
「みゅうさん」の独特のテンポで語られる風趣に富んだ文体.「あぱさん」の簡潔な表現の中に語り手の哀しみを浮かびあがらせる文体,「ROSEさん」のまとまりの良さが感じられる文体,「あめさん」のいつもながらの安定感に富んだ手慣れた感じの文体,「にっこりさん」の持ち味である丁寧で優しさのにじみ出るような文体.「milou さん」の明晰簡潔ですっきりとした文体,「加奈さん」の語りかけ調の読みやすい文体......それぞれに魅力的です.
なお,優秀作品の中からパイロット賞(優れた語り手としての訳)を「あめさん」に,またキツネ賞(工夫された味わいある訳)を「あぱさん」に差し上げることにしました.
また,優秀作品に洩れた方の中から,王子さま賞(可愛くて魅力的な訳)を「charming snakeさん」に差し上げます.
パイロット賞「あめさん」
キツネ賞「あぱさん」
王子さま賞「charming snakeさん」
