江川卓【いまだ謎の多い怪物投手 引退の真相】

高校時代から桁はずれの快速球で怪物投手と呼ばれ、入団時には、空白の一日と呼ばれる事件を起こした今も記憶に残る巨人軍の名投手。
そんな彼は、プロで輝かしい実績を残しながら、わずか9年目、32歳の時に突然引退を発表した。
そのきっかけとされるのは、1987年9月20日、対広島戦。当時広島のクリーンナップとして活躍中だった法政大学の6年後輩である小早川毅彦に、自分にとって最高のストレートを逆転サヨナラ本塁打を 打たれた時とされる。
しかしその真実は、今まで語られてきたものとは違っていた。
この年、新たに現れた投手・桑田真澄の存在が彼の引退に大きくかかわっていたという・・・