ペルソナ総合医療センター 産科外来(Q&A)|金曜ドラマ『コウノドリ』

金曜よる10時〜放送« HOME
原作『コウノドリ』鴻鳥サクラのモデルになった、荻田 和秀 先生(りんくう総合医療センター)
皆さまのお悩みお答えします!
はじめての出産・妊娠…不安や疑問など、一人でお悩みをかかえていらっしゃる皆さんは
ぜひペルソナ総合医療センター産科外来まで!
A. 臍帯血保存は、臍帯血にある「幹細胞(造血幹細胞)」という細胞を凍結して保管して、将来赤ちゃんが病気になった時に利用しようというものです。ここで注意しないといけないのは今病気のある人に移植をするためにある「臍帯血バンク」とは違うシステムであるということです。おおざっぱに言うと臍帯血バンクは他の人のために、臍帯血保存は基本は赤ちゃん本人のためにパーツを保存するものです。(もちろん保存した臍帯血を他の方や赤ちゃんの兄弟のために役立てることは可能です)
さて、その上で保存臍帯血の出来る事と出来ない事をを考えてみて下さい。
今、再生医療がとても進んでいます。iPSやESといった身体の多くの部分になり得る細胞から傷んだパーツを再生するという医療です。これに臍帯血が保管されていたら完璧…とまではまだ言えないのです。
今の技術では、保存した幹細胞で治療できる病気は基本的には白血病などの血液の病気がほとんどです。したがって、もしお子様が白血病になったら有効かもしれませんが、その他の病気に関しては技術的に確立したとは言いがたいです。
更に話がややこしいのは、臍帯血保存をしているのが公的機関ではなく一般企業であるということです。言いたくないのですが、企業が成り立ってゆくためには多額の費用を支払わなければなりませんし、その会社がお子様が病気になった時に倒産していないという保障がどこにもありません…。
いずれにしろ臍帯血は利用しなければ廃棄されるものです。
今の技術レベルでは限界があるということや保存血を使わずに済む事が多いということを理解して頂いた上で、将来の技術進歩に賭けようとお考えならとっても値打ちのあるお子様への投資といえます。
まだ分娩までには時間がありますのでお腹を撫でて、お子様とよく相談してみて下さい。
A. 超音波スクリーニング、最近の進歩は目を見張るものがあります。
1990年台では赤ちゃんの大きな形態異常の40%程度しかわからないと言われていた超音波ですが、確かに正診率は良くなっています。
胎児超音波スクリーニングは時期的に
初期検査(11〜13週頃)
中期検査(20週前後)
後期検査(30週以降)
および分娩前の検査があり、それぞれの検査項目があるのですが、週数が若すぎるとわからないし赤ちゃんの向きや筋腫の存在などできちんと診断できない場合もあります。 
おおざっぱに言って、70%程度の臓器の形の異常がわかれば良い方ではないでしょうか? 病気によっては分娩直前までわからないものもありますし、形に異常の出ない病気は生まれてしばらくしないとわかりません。
所詮はエコー検査は直接赤ちゃんを診察するのではなく、赤ちゃんの影を見て推測する検査体系なのです。
その事を充分理解して頂いた上で、スクリーニング検査をお受けになるのは全く問題ないです。今の担当医に相談してみられては如何でしょうか?
不安をかかえたまま分娩するよりはずっと楽になると思いますから。
A. こんにちは。
寒くなりましたが、暖房器具の質問もよく受けます。
まず電磁波の問題。
結論から言うと、家電製品から出る電磁波の程度では赤ちゃんに影響を与えることはまずあり得ません。
ホットカーペット、パソコン、電磁調理器、いずれも心配なくご使用下さい。
ただし!
暖房器具は低温やけどには十分注意してください。また、「お腹を冷やさない」ために暖めすぎるのも危険です。電磁波は出しませんが、熱ーい湯たんぽを抱いて眠るのもやり過ぎということです。
まずは頭寒足熱。 お風呂もぬるい目の湯温でゆっくり入って下さいね!
A. おお、国試前! 
このコーナーは医師や看護師や薬剤師その他の資格試験をうける前の人が沢山呼んでいるのでまずはそのアドバイスを。
国家試験は資格をあたえるのに必要な知識があるかどうかを見る試験です。だから、満点をとってもギリギリでも合格は合格。本当の試練は合格後に待っています。僕なんか毎日思っていますよ。「テスト勉強はやればやるほど評価は上がるけど、現場の仕事はそうはいかない。テストで評価してもらえるって、なんて楽なんだ」と。
プロフェッショナルの皆が最初に喰らう通過儀礼です。
楽しんでや! 満点取ろうと頑張ったらあかんで!

このドラマは周産期医療のリアルを描いてくれています。
周産期医学は救急医学の端っこに位置しています。ここは、ひとりのスーパードクターが非現実的な手技で切り抜ける場ではありません。そして、戦略が間違いでなければ妊婦さんはもともと若くて健康な人がほとんどなので何とか切り抜けられることの方が多いのです。
たしかに精神的にも肉体的にも厳しい現場が描かれています。あんな診療科行かない、と思う人もいるかもしれません。でも、どの診療科でどんな働きをしても、医療に携わっている限り無力感や迷いや悩みがついてわるはずなのに。

サクラも四宮も、どんな辛いお産でも「おめでとう」って言ってるでしょ?
生命の誕生に立ち会う誇りと喜び。新しい生命に寄り添う誇りと喜び。これは何物にも代えがたい。 それを皆様に知って頂きたいです。

ギネメン・エヌメンねえ…僕はどっちでもいいすよ(笑 
それよりも僕がイクボスとして、女性医師をもっとフォローできるように進化しないと…

あざとい勧誘の文句は言いません。
あなたを奇跡のすぐそばでお待ちしています。
A. 視力低下も妊娠の後期に出やすい症状の一つです。
原因は色々あると思いますが、ひとつは全身が浮腫んでくるのと同じく、水晶体や硝子体といわれるところもむくんで焦点の調節ができにくくなるという仮説もあります。ですからほとんどの方は妊娠1ヶ月目には視力は改善している筈です。
でも、それ以外の理由で視力が低下している可能性もあります。まずは今かかりつけの産婦人科医にご相談下さい。異常を指摘されなくても産後1〜2ヶ月経っても良くならなければ眼科への受診をお勧めします。
A. ピヨコさん、大変お辛い経験をされたのに頑張っておられますね…
妊娠には程度の差こそあれリスクがあります。このコーナーをごらんになっておわかりになると思いますが、不安に押しつぶされそうになりながら妊娠生活に突入するかたがどんなに多いことか。
でもあなたは一人ではありません。
何が起こっても、担当医や家族がサポートし手くれると思います。
こう、と決めたら信じた道を歩んで下さい。行けるところまで行ってください。
四宮先生も言ってましたが、この道を歩めるのはあなたしかいないのですから。
A. 例えば風疹や麻疹は妊娠前にワクチンを打つことで赤ちゃんへの影響を防止できます。インフルエンザなどは妊娠中でもワクチンが打てます。
ヘルペスというウイルスは妊娠中に発症すれば抗ウイルス薬があります。
でも残念ながらりんご病は防止するワクチンも赤ちゃんへの移行を阻止する抗ウイルス薬もありません。
りんご病(伝染性紅斑)のウイルスは、まれに赤ちゃんの肝臓にとりついて赤ちゃんを高度の貧血にさせることがあります。ですから抗体価をしらべてあなたがウイルス感染したかどうかを類推しますが、赤ちゃんに貧血があるかどうかを注意深く観察することが大事になります。(因みに胎児貧血の検査は赤ちゃんの採血をしなくても超音波である程度推定できます)
伝染性紅斑のウイルスは胎児への先天異常をおこさず、胎児感染しても発症しない子も多いです。過度の心配は無用です。担当医と一緒にじっくり見守ってあげて下さい!
りんご病についての詳細な解説は国立感染症研究所の感染症情報センターのHPに出ていますので一度ご覧になって下さい。
A. 確かに、子宮は筋肉で出来ています。でも筋肉と言っても「平滑筋」という筋肉で、腸を形作っている筋肉と同じような筋肉です。
腸の動きの悪い人が筋トレをしたりしないとの同様、子宮も一旦入った傷を筋肉で覆うために出来る事はありません。
一般的に子宮破裂の頻度は0.02%と極めて低いのですが、子宮に傷のある人に陣痛が来ればそれが5〜10%まで上がると言われています。ですから施設によっては予定日より1ヶ月以上早い早産の時期に「人工早産」で産ませてしまうこともあるほどです。
正直、今あなたが妊娠することはリスキーです。そしてそのリスクをあなたを支える人とお腹の赤ちゃんで分配する必要があるのです。
上のお子様達やご主人、担当医とじっくり相談して下さい。
A. 大変辛い思いをされましたね…
一度経膣分娩をしているので、ウチの施設では原則経産婦として扱います。
死産された方はだいたい2〜4ヶ月で月経が戻ってくることが多いです。月経がもどってきてもすぐに排卵しない場合もありますが、あまり永く期間を空けなくても良いとされています。できれば月経2〜3回で妊娠してもよいのではないでしょうか?
A. 会陰切開は入れないで欲しい、という人は多くおられます。でも、急に分娩が進行したり会陰が充分伸びなかったり赤ちゃんが大きいときは会陰裂傷ができます。会陰裂傷は傷が広範囲にわたったり深くなったりすることがあり、縫合が極めて難しいことがあります。そこで会陰切開で傷の向きや深さをコントロールするのです。
傷の痛みは会陰切開をいれても入れなくても変わらないと言われています。
では、会陰切開は入れるべきでしょうか? これには医学的にほぼ決定打といっていいデータが示されています。最も信頼すべきといわれる医学データベース「コクランレビュー」にはこうあります。
”後腟壁の損傷と縫合の必要性は会陰切開しない方が少ないが、痛みと深い膣・会陰損傷は差がない。会陰切開なしでは前膣壁の損傷はやや増加するが、会陰切開は全例に加えるべきではない。” (Cochrane Database 2000)

もし、出口で赤ちゃんがつかえたり赤ちゃんが苦しかったら会陰切開をいれるかもしれませんが、出来るだけ会陰切開を入れないで欲しいと言ってみてはどうでしょうか?
A. 氷を食べたくてしょうがない症状というのは「氷食症」といって、貧血がなくても鉄分が不足すると氷が欲しくて欲しくて仕方なくなります。定義は冷凍庫の一日に氷皿一杯以上食べる人、です。原因はハッキリとはわかっていません。
妊娠中は鉄分は赤ちゃんに取られてしまい、また血が薄まるので氷食症になるひとが沢山いますよ。氷を食べて悪いかというと…悪いという証拠はありません。
冷えが悪いというのも、子宮が収縮しやすくなるからですが、いまはあまり収縮してそうにないですよね?だったら多少は氷を食べてもいいんじゃないですか? 氷を食べる程度なら赤ちゃんに大きな影響はありません。
ただし、先ほども書いたみたいに鉄が不足している可能性がありますので、鉄分を摂取するように心がけて下さい。そうすれば氷も欲しくなくなるかも知れません。寒くなってきますしね。
あ。でも加?先生は冬でもアイス食べるまくるなあ…あの人、どう見ても鉄が不足してたり貧血になったりしてそうにないですよねえ…う〜ん、あの人は冬でも熱いからなあ…冷まさないとやっていけないんだろうなあ…
A. 虐待行為とはまた穏やかではないですね…
確かに、授乳すると「オキシトシン」という物質が出ます。これは射乳と同時に子宮収縮に関係がある物質です。だから、断乳した方が良いよ、と言われるのです。
オキシトシンの感受性は妊娠初期はとても低いのですが、妊娠後期になるとだんだん上がってきます。だから、断乳した方が良いと言われるのです。
そして、今赤ちゃんが飲んでいる母乳は、栄養価はとても低くて赤ちゃんの身体の成長にはあまり役に立ちません…そう、娘さんの心の栄養にはなっているかもしれませんが、それは嗜好品と同じです。だから、断乳した方が良いと言われるのです。
上の娘さんは感じているでしょう、「敵」がお母さんのお腹にいることを。赤ちゃん返りしたりぐずったり。でも、そろそろ弟か妹ができるんだ、ということを教えてあげてもいいのではないでしょうか? おっぱいの権利をそろそろ譲渡してくださいって…
そういう意味でも、断乳をお薦めします。
A. 分娩には3要素というのがあります。どういうことかというと、これが揃わなければお産にならないという重要な三つの条件です。それは
(1)産道がやわらかく開いてきていること。(Passage)
(2)産道を通るのに支障のない赤ちゃんが出る気になってくれていること。(Passenger)
(3)お産が進むのに充分な陣痛(子宮収縮)がくること。(Power)
の三つのPです。
歩いたりすると、1番目のPが進むとされていますし、2番目の要素の赤ちゃんも出る気になってくれるかも知れません。
でも…ちゃぶ台返しみたいですが、ずーっと寝たままの人でも陣痛が来てお産になるのです。
「陣痛」がどうして起こるのか、何がきっかけで起こるのかがさっぱりわかっていないのです。 子宮収縮の強さを規定する物質としては大きく「オキシトシン」と「プロスタグランディン」というものがあるとされていますが、その感受性は時期によって大きく違い、一日経てば1万倍くらい感受性がちがうこともよくあります。そして感受性を高める方法はわかっていません。実は僕も長いことこの研究をしてたのですが結局何もわからずじまいでした。
陣痛がいつ来るのかを予測できたり、陣痛を強めたり弱めたり出来れば自然で安全なお産ができるのですが…
A. ご苦労様です。

海外赴任中のご家族と行動を共にする事は「マタ旅」とは違うと僕は考えています。

妊娠そのものがエコノミークラス症候群のハイリスクですし、10時間以上じーっとしているのは妊婦さんにとってあまりよくありません。座席だってビジネスクラスでも窮屈に感じる人が多いです。
マタ旅でないにしても移動はリスクを伴います。
だからといって、じゃあ異国の地で分娩するのはというとこれまたすごいストレスです。
言葉の問題や援助者の問題、食事や場合によっては新生児医療の問題があるかもしれないですし。
そのような状況の方には、僕は「早い目に里帰りしておいで」と言っています。

通常、里帰りは32〜34週にして頂いていますが、「早い目」はだいたい28〜32週、つまり8ヶ月目から9ヶ月に入るまでを想定しています。

それでもお腹の大きさは恥骨から子宮の端まで25cm以上ありますので楽勝!とはかないと思うのですが…とりあえず日本に帰ってきて下さい!
そして出来るだけ早い時期に帰ってきて下さい!

ご主人…申し訳ないんですが少しの間だけ、やもめ暮らしをして下さい!
A. 妊娠中に上のお子さんをだっこするのはこれは仕方がないですよね…可能な範囲でだっこしてあげて下さい。

気をつけて頂きたいのは、妊娠するとお腹が大きくなって重心があがります。とてもこけやすくなります。上のお子さんをだっこすると更にこけやすくなります。

転倒は上のお子さんにも、お腹のお子さんにも極めて危険なことなので、バタバタしない、無理、と思ったら撤退する位の慎重さが大切だと思います。

多少抱っこひもでお腹が押されたくらいでは赤ちゃんはいじけたりはしないですが、ずーっと力がかかっているのはお薦めできません。妊娠週数に応じてだっこの仕方を考えて下さいね。
A. 子宮筋腫の手術を予定されているのですね。

その年齢で手術に踏み切られたということは、筋腫が他の臓器を圧迫するほど大きいか、不妊の原因になっていると考えられているか、月経困難や過多月経などの症状が強いということなんですよね。
もしかしたら急速に大きくなってきているか炎症が出ているかも知れません。だとすれば、やはり妊娠した時のリスクをおかしてでも手術する値打ちはあると担当医は考えているのではないですか?

筋腫核出後の子宮破裂のリスクは、じつははっきりとした数字がないんです。
筋腫も漿膜下筋腫、筋層内筋腫、粘膜下筋腫と出来る位置によって術式もリスクも代わります。

たとえば腹腔鏡でした筋腫核出術がリスクが高いという説が出たり、筋層をどれだけ削って手術をしたかでリスクが決まるという説が出たり、いろいろです。

一応、ペルソナ総合医療センターでは、筋層を子宮の中まで削って手術をした”内膜破綻”の症例については早い目の帝王切開をお薦めしてるようです。たとえば妊娠の36〜37週に。
それは、筋層にT字型やL字型の傷が入った子宮は陣痛が来れば数%のリスクで子宮破裂がおこるという説をふまえて陣痛が来る前に赤ちゃんを出してしまおうと考えているからです。
しかしもう一度言いますが筋腫核出術後のリスクは場所や術式で違ってきますのでハッキリとしたことは言えません。

少なくともあなたがやっておくと良いことは、手術を担当する産婦人科医に「将来妊娠・出産した時にどれくらいのリスクがあると考えるか」と、きちんと聞いておくことです。
A. 「急性妊娠性脂肪肝」(AFLP)というのも珍しい病気です。

妊娠高血圧症候群のひとつで、急に肝不全になる病気です。脂肪肝といっても太りすぎ食べ過ぎとは全く関係ありません。
よく頑張っておられますね。 
早く肝機能が戻るようにお祈りします。
ところで診断に肝生検はされましたか? 一般的にはAFLPは妊娠が終われば治るとされています。
今まだ肝機能が悪いのであれば、別の肝炎の可能性も検討しないといけないかもしれません。
いずれにしても、妊娠にはリスクをともないます。
「大丈夫大丈夫」と言いまくっている僕でさえ、慎重にならざるを得ません。
今妊娠するリスクと、高齢出産のリスク、どちらが厳しいかを主治医の先生と徹底的に話し合う必要があるのではないですか?

是非、悔いのない答えを担当の先生と時間をかけても良いので見つけて下さい!
A. 切迫早産、帝王切開…本当にご苦労様でした。
ご質問にお答えします。

1,妊娠中の仕事に関しては、荷役などの肉体労働や立ち仕事、航空機のキャビンアテンダントなど時差や宇宙線を浴びるリスクのある仕事と家事をしている人との比較では、
流産率・早産率に大幅な差はないというデータがあります。しかし、「ストレスと感じる」のは流早産の予備群とも言われていますので時差出勤や内勤に変えて貰うなど職場との相談をして下さい。

2,妊娠は病気ではありません。妊婦さんに周囲が気を遣いすぎてもよくないんじゃないかと思っています。でも、周り、特に男性陣は妊娠・出産についての知識を深めて欲しいなと思っています。
知識も理解もなく「妊婦をいたわれ」なんて言うとかえって反発されたりするので。総務課あたりでその方策を考えて貰えないかなあ…と思います。そう、コウノドリの試聴会とかね。

3,切迫早産が遺伝するという明確なデータはありません。でも、お母さんもご苦労されたんですね。お母さんがあなたと同じ気持ちで妹さんをお産みになられたというのはすごくプラスではありませんか?お母さんを味方につけて下さい!もし次の妊娠で切迫だと言われても百人力の筈です。 
そして…もしあなたの娘さんが「切迫」と言われた時は…そうです。あなたが味方になってあげられますよね!
A. もちろん、いいですよ!
いろいろパターンがあります。

34週まで、搬送予定先の病院に通って34週以降は今の病院にかかる「里帰り」パターン
一度搬送予定先の病院を受診して、そこの先生に診て頂いておいて、なにかおこるまで今の病院で診て貰う「つばをつけとく」パターン
です。

チャンスがあれば母子ともに送ることになると思いますし、あなたのご心配・ご不安を今の担当医の先生とぶっちゃけ話をしてみてはいかがでしょうか?
A. 本、買って頂いて有り難うございます!

残念ながら、異所性に着床した受精卵を他のところに移植する技術はありません。
体外受精などであつかう受精卵は、透明体という「卵の殻」に包まれています。
卵管の中で精子はこの殻を「食い破って」受精し、卵管の繊毛という「ベルトコンベア」の上をコロコロころがって子宮内膜まで運ばれて行き、その頃「卵の殻」が溶け始めます。
殻を破った受精卵は今度は子宮の内膜に食い込んでゆくように根をはってゆきます。これが着床です。
子宮外妊娠は、ベルトコンベアから殻を破るまでの行程がうまくゆかず、卵管に着床してしまう現象です。

たとえば木の植え替えを想像してみて下さい。一切根を切らずに植え替えすることは極めて困難ですよね? 
同じように、一旦着床した受精卵は卵管に深く根を張っていて、切らずに植え替えが難しいのです。
受精卵は、根を切ってしまうと死んでしまうので。また、土ごと植え替えしようとしてもこんどは土が邪魔して着床しないようです…
おわかり頂けたでしょうか?
今この時点でも、移植を研究している人たちはいます。だからいつかは植え替えが出来るようになると思います。
A. 胎児母胎間輸血症候群(FMTS)、これは本当に重篤な病気です。
基本的には「お母さんの体の中への赤ちゃんの出血」という概念の病気です。

お母さんと赤ちゃんは違う血液が流れています。だから、胎盤という濾過装置で酸素と栄養を血液が混じり合うことなく交換しているのです。
でも濾過装置が不具合をおこすこともあって、エアコンのガスが漏れるみたいに少しだけお母さんに赤ちゃんの血が出てしまうことになります。
1ccとかそれくらいなら異常ではないのですが、たとえば2000gのお子さんでも血液は160ml程度しかありませんから、数十CC赤ちゃんが出血してまうと、たちま高度の貧血になってしまいます。大人だと1000CCほど失血したことになるからです。

だから、生存率は赤ちゃんの大きさやどれくらいの出血があったかによるのです。
事故とか常位胎盤早期剥離のように胎盤そのものに損傷があるとなる可能性も指摘されていますが、原因はほとんど(80%)が不明です。

治療法は、週数にもよりますがとにかく輸血しかありません。しかし輸血が間に合えば、これは赤ちゃんの病気ではなく胎盤の病気なので生育に問題をおこすことはないと思います。

原因不明のものがほとんどなので、それらは再発しないのではないかともいわれています。

お子様はとても幸運でした。
早く見つかり、すぐに治療できたのですから。

早く見つかってもすぐに治療しても助からない子も多いのです。
なので僕からお願いがあります。
失われたお子様達の分も大事に育ててあげて下さい。
よろしくお願い申し上げます。
A. 双子ですか?おめでとうございます!
日本人は双子は少ないと言われていますが、知り合いに双子、多いです。
メディカルソーシャルワーカーの向井さんちも、救命の加瀬先生のところもたしか双子さんです。
たしかに、双子はお腹に負担がかかるので早産が多いです。
双子の半分くらいが早産だというデータもあるくらいです。
妊娠高血圧症候群にもなりやすいですし、分娩後の出血も多い傾向にあります。

ですから無理はしない、遠くへ行かない、を原則として頂いていますし、妊婦検診の頻度も単胎(一人しかお腹にいない)の倍来て頂くことにしている施設も多いです。
確かに、双胎は単胎の二倍、大変です。
でも、もたらされる幸せは二乗です、と、双子のお母さん方から教えて頂きましたよ。
A. これを読む他の方に説明の意味も込めて、復習です。
双子には3種類あります。
胎盤もお部屋の仕切りも二つずつある”二部屋”のDD双胎、胎盤は一つだけど仕切りのある”パーティション”のMD双胎、そして胎盤も一つで仕切りのない”雑魚寝タイプ”MM双胎です。 
あなたのお子さんは雑魚寝タイプではないかと言われているのですね。これは何と10万妊娠に1組という珍しさです。

お部屋の仕切りがないと、お子さんは自由動き回る分、へその緒が絡まり合う可能性が高いのです。しかもMM双胎はへその緒がすごく近くから生えていることが多いので、絡まり合う傾向はどんどん強くなると言われています。

妊娠22週未満はどうしてあげることも出来ないので見守ってあげるしか出来ません。ただ、週数が進んでくればへその緒がからんで血流が悪くなる前に出すタイミングを計ることが検討されています。
逆に言えば、それくらいしかMM双胎のお子さんの命を助ける方法がないのです。
今は仕切りが見えていないだけでじつは”パーティション”があるMD双胎の可能性がゼロになった訳ではないので、とにかく産婦人科で経過を見て貰っていて下さい。
A. 結論です。 可能です。
ひとつひとつみていきましょう。

まず頻回の帝王切開のリスクですが、確かに帝王切開の回数が増えればリスクも増えます。
何のリスクが増えるかというと、前置胎盤・癒着胎盤のリスクが増えます。もし癒着胎盤であれば、大量出血により命に関わる可能性が出てきます。
3回目だと前置胎盤になるのは1%で、その30%ほどが癒着胎盤です。なので300人3回目の帝王切開の人を集めれば一人の確率です。
何もない人にくらべたら多いかも知れません。でもあなたにとって1/300は多いですか?少ないですか?

切迫早産が繰り返すリスクもあります。日本では6~8%の人が早産になりますが、1回でも早産になったことのある人はその確率が16%まで上がるとされています。
これも医学的には少ない数字ではないです。
そして、あとは子宮破裂の可能性、これは陣痛が来れば数%おこるかもしれませんが、陣痛が来ていない時の確率は不明です。
1%以下として計算してみましょう。
乱暴かも知れませんが、単純にかけ算してみると、82.8%くらいは「何もなく」妊娠期間は過ぎてゆくことになります。

でも僕たちは17%以上何か起こる危険があるから、少しハラハラします。
ここが「医学的に」という確率論が一般的な感覚とズレているところなんです。

あなたとあなたのご家族に17%の時の覚悟と理解があれば、「妊娠していけません」という数字ではないかもしれません。
あなたとご家族が決心すれば…僕たちは全力でサポートします。
A. まず、2回連続して流産されたということですが、それは「反復流産」という状態で、「習慣流産」という病気ではまだないというのが担当の先生のご意見なのだと思います。医学的にきちんと正しい情報をお伝えしていると思います。
「習慣流産」は3回繰り返す流産という定義ですから、あなたはもう一回流産しないと検査も治療も受けられません…なんて、あまりにも冷たいですよね。最近では反復流産でも検査の対象にしてもよいのではないかというコンセンサスができあがりつつあります。 もし、検査してみたいとお思いであれば、担当医に申し出るかセカンドオピニオンに行くとよいかもしれません。お金と時間はかかりますが、それであなたの気がやすまるなら値打ちあるかも知れません。
それと臼蓋形成不全の方も沢山おられます。どの整形外科疾患でも、一般的には歩行に大きな制限がなければ経膣分娩をトライしてもよいとされています。つまり、小さい頃から歩行が出来ていて骨盤が成長していれば問題ないという考え方です。 
ですから壁にはならないんじゃないかと思いますよ。
悩みを少しでも減らして、次の妊娠に向けてステップしてください!
A. 胞状奇胎のあとの正常妊娠は勿論可能です!
妊娠許可がでたということは、hCGの数値も下がり切ったということだと思うので自信をもってチャレンジしてください!
A. 嚢腫の原因は何ですか?
脂肪やカルシウムが溜まってできる嚢腫なら、それだけで妊娠しにくくなることはないと思います。
子宮内膜症のひとつである「チョコレート嚢腫」だったとしたら、再発して卵管の周りが癒着している可能性もあります。
子作りをしていることを先生に言いましたか?
卵管が通っているのか、とか、排卵しているのかなどを検査することは可能です。まだ相談していないなら是非相談して下さい!
A. 女性の人生には大きくホルモンの切り替わる時期が二カ所あります。
思春期と更年期です。どちらも、問題なく乗り切る人もいますが、数年かかって安定する人もいます。
今、月経が来ているのに周期が安定しないということは、あまり異常ではないと思います。
もし、月経の前後が辛いとか、貧血になるくらい出血するようなら、一度産婦人科の受診をお勧めします。
今、ホルモンの問題で月経不順があっても…将来的には大丈夫だと思いますよ!
A. おっぱいは出ます!
シリコンパックなどを挿入していても、もともとの乳腺組織があるわけですからおっぱいは出ます。充分量のおっぱいが出る人もいます。もちろん、おっぱいの成分に大きな変化は起こりません。シリコンパックから化学物質が染み出したりなんてしません!!
ただ、どこに入っているかとか乳管がきちんと通っているかが問題で、おっぱいは作られるけど乳首までうまく出てこない場合があります。またシリコンは異物です。なので乳腺炎になりやすいことが考えられます。
おっぱいは出ますが決して無理をしないで下さい。
この際、助産師さんに事情を説明しておっぱいの管理をしっかりお手伝いして貰った方が良いような気がします。
参考になさって下さい。
A. 単一臍帯動脈は最も多い臍帯の奇形で、人種にもよりますがだいたい100〜500人にひとりの赤ちゃんがなると言われています。単一臍帯動脈以外の異常がない場合は経過観察でよいとされています。
普通へその緒の断面をみてみると、動脈(赤ちゃんから胎盤に行く血管)が2本、静脈(胎盤から赤ちゃんに行く血管)が1本あるのですが、単一臍帯動脈は赤ちゃんから胎盤に行く血管が1本だということです。成長に必要な酸素や栄養は静脈(胎盤から赤ちゃんに行く血管)に含まれているので、原則赤ちゃんに影響は少ないのですが、どんどん成長して大きくなってゆくとさすがに1本の血管では支えきれなくなるのか、子宮内胎児発育遅延や早産が多いとされています。
あなたのお子様はまさしくそんな状態だったのですが、今お元気に育っている様子なので心配は無用です。もし小さく産まれてもすぐに同年代のお子さんに追いつくというデータも出ています。
そして、これは「発生の異常」、つまり受精卵から赤ちゃんが出来上がる時のちょっとした不具合なので遺伝のリスクはないとされています。
難しいことを書きましたが、エビデンスをまとめるとこういうことです。大丈夫!
A. 間葉性異形成胎盤(PMD)ですか…これは難しい疾患です。
我々は超音波で赤ちゃんと同時に胎盤もチェックするのですが、「胎盤がとても分厚く見える」病気として1990年代から報告されてきました。お母さんには全く症状はありません。胎盤だけが異常に分厚く見えます。そして3割くらい、子宮内胎児死亡になるのです。
原因は諸説ありよくわかっていません。赤ちゃんが女の子であることが極めて多いので、受精卵のX染色体関連の病気ではないかとかその他インプリンティング異常なのではないかとか難しい議論が続いている病気なのです。もし受精卵に同様のことが起これば再発するかも知れないのですが、その確率などについて書かれた報告もないのです。
国も、研究班を立ち上げてこの疾患から赤ちゃんをまもろうとしています。国の難病対策ホームページもあるので調べてみてください。
PMDは原因も不特定で治療法も確立されておらず、これという指針が決まっているわけではないので、大きな病院でも赤ちゃんを助けられない場合があります。 
でももし仮に再発したとしても、赤ちゃんの7割くらいは助かります!
そのことをご理解頂いた上で、産婦人科医に5年前のことを相談してみて下さい。
A. 結婚3年でお子様を授かれないということを考えると、あなたに産婦人科が出来る事は多いと思います。まずはどのような治療戦略を立てるべきか産婦人科医と相談してみては如何でしょうか?
ただ、産婦人科医はあなたの貴重な時間をどう使うかは我々には決められません。駆け出しの頃、先輩に「医者は患者さんの命を預かってるだけじゃない。財布も預かってることを忘れるな」と言われました。我々は治療費を処方することはできません。どれくらいの治療費が見込まれるかも相談してみて下さい。
不妊治療に保険適応をという働きかけは我々産婦人科医もがんばって行っているところです。でも、あなたにその成果をお待ち頂けるほどすぐに状況が変わらないかもしれません。申し訳ありません。
自治体によっては不妊治療に助成を出してくれるところもあります。それもご確認下さい。
コウノドリ第6話のテーマでもありましたが、もっとカジュアルに不妊治療を受けられるように我々も発信をつづけます!
A. そうですか、1歳でとてもきれいに治して貰ったんですね!

口唇裂や口蓋裂はいろいろな原因でなりますが、全体の70%が単独性です。残りの30%は症候性といって、他の病気を伴っていたりしますが、あなたのお子様の場合はそうではないようです。

だとすれば、再発のリスクは4%程度であると言われています。つまり乱暴な言い方をすればあなたが今25人産んだとして、一人だけが再発すると言うことです。
もっと言えば96%大丈夫だと思っておいて下さい!
A. お話を聞いていると、どうやら前回は「絨毛膜羊膜炎」になっていたようです。

これは赤ちゃんを包む膜(卵膜)が炎症を起こす病気です。子宮の壁から赤ちゃんまで3層あり、ちょうどお部屋の断熱材兼内装の役割をしています。
外壁と断熱材の間や断熱材と内装や壁紙の間にシロアリやカビが侵入する事がありますよね。同じようにそこにばい菌が侵入して壁をボロボロにすることもあるのですが、ばい菌以外にも血が溜まることで炎症をおこすことがあります。
あなたは後者の方だった可能性もあります。おうちの壁の話だったら補強材や充填剤を使ってシロアリが入られなくすることは出来ますが、人間の体はそうはいきません。

早産予防は難しいのですが、過去に1度以上早産だった人には黄体ホルモンの注射が有効であるというデータがあります。(NEJM誌2003年6月) 
それによると黄体ホルモン(カプロン酸17α-ヒドロキシプロゲステロン)の週一回注射による赤ちゃんへの副作用はなく、母体に注射部位の腫れがあるのみで、早産リスクを1/3に下げたとされています。

もちろん早産の原因にもよると思われますが、あなたの場合は有効であると考えられるグループにはいっていますので検討されては如何でしょうか?
A. よかったです。 
周りの人たちが皆松岡修造さんみたいに熱い人だったら尚いいんですけどね!
A. ご出産おめでとうございます!
怖かったでしょうね。よく頑張られました。
同じくらい赤ちゃんと胎盤がよく頑張りました。
ご苦労様でした!!
A. 難しい話ですね。
HELLP症候群というのは原因がよくわかっていないのです。

たとえば胎児への免疫反応が原因の場合は、第二子以降は症状が軽減することが期待できるのですけれど、二回連続していることを考えると次回も再発する可能性があります。

再発すれば、長期間の管理入院や場合によれば母体の他の合併症がでて、命に関わるかもしれません。
僕自身は原則「諦めろ」は言いませんが、そのリスクをご主人、ご両親、なによりお子様たちが納得して頂けない妊娠してもあなただけが辛い思いをすることになりかねません。

もしどうしても3人目がほしいとお思いなら、あなたをサポートしてくれる人たちとじっくり話し合ってみて下さい。
A. べじーたさん、これは難しいお話です。

一般的に出産時の低酸素血症が原因でおこる赤ちゃんの異常は、臍帯血の血液ガス検査や5分後の赤ちゃんの元気さで予測が付くとされています。

もし、生まれた時に問題なければお産が原因出ない可能性が高いです。
お子様の頭に出来た血腫はおそらく分娩のときにできたものでしょうが、それとお子様の症状に因果関係があるかどうか、僕には判断できません。

これほど検査機器や医学が進んだとはいえ、脳性麻痺に関してだけでも昔に比べて15%くらいしか減っていないと言われます。
分娩は完全に制御することが不可能なので、何か起これば容疑者扱いされます。
それほど奇跡であり、産科医が無力だとも言えるのですが、少なくともあなたに原因を求めるのはアンフェアです。
ご相談の答えになっておらず申し訳ありません。原因はわかりかねますが、少なくともあなたのお産が原因だったなんて思う道理がありません。
A. みゆたさん、大英断です。お見事です。

お子様がT型白血病にならないようにどれだけ悩んで決断されたか、痛いほどわかります。
ただ、一般論としてミルクより母乳の方が優れている点が多いです。
でも、あなたのケースでは母乳の利点よりリスクの方が高いと思われるので僕はミルク育児が悪いとは思いません。
世の中には母乳をあげたくてもあげられない人がいるということを全く想定せずに母乳しかない!などという極端な人もいます。
僕は彼らを原理的おっぱい星人と呼んでいます。善意に満ちているようで醜悪です。
もし、科学的見地からの危険性と利点の冷静な比較や、あなたのHTLVと闘うという決断にもの申す原理的おっぱい星人がいるとすれば、それは間違いです。

自信をもって、ミルク哺乳で頑張って下さい。そしてお子様にちょっぴり自慢してください。「お母さんはあなたを守るために闘ったよ」って… 
言い過ぎですか?
あなたのよう悩みを持つ方のために、日本でもきちんとしたグループが運営する「母乳バンク」を浸透させることも今後我々の重要なミッションだと思っています。
A. いろいろご不安がおありでしょうね…。

まず最初に、日本では早産既往のある方が早産を繰り返す率は15〜17%です。早産既往のない方の6〜8%に比べれば原因にもよりますが、繰り返す可能性は高くなると言われています。
かかりつけの先生が懸念されるのは至極もっともです。塩酸リトドリンの内服は予防効果は薄いというエビデンスもあります。

では、予防は無理なのかというと、決定的ではないにせよ、効果があるかも知れない方法がいくつか報告されてきました。

(1) 膀胱炎や腎盂腎炎を予防する
(2) 膣の細菌バランスを注意して、細菌性膣症になれば治療をする
(3)黄体ホルモンの注射をする
(4)子宮の入り口をしばる(頸管縫縮)

が今のところ検討の対象になる方法です。国際的には点滴のみで早産予防ができるとするコンセンサスはありません。

したがって、あなたの場合は(3)か(4)が方法として考えられるのですが、特に頸管縫縮は早産既往の方の子宮が緩んできた時に効果があるとされており、予防的頸管縫縮術については結論が出ていません。

どの方法をどの時期に選択するか、あるいはしないのかは施設や担当医の裁量に任されているのが現状です。
もしどうしても何か予防をしたいとお考えなら、担当医の先生と相談して他の施設に訊きに行くセカンドオピニオンをされてもいいのではないでしょうか? 
A. はい、全くの迷信で、都市伝説です。
お腹の形で性別はわかりません。確率は…そう、50%です! 
だから誰が言っても50%の確率で当たるのです。
産み分けの方法は、いろいろホームページがあるみたいですが着床前診断以外に科学的根拠の厚い産み分け法はありませんし、余程のことがない限り倫理的問題から着床前診断を産み分けに使うことはありません。

もうこのあたりになってくると、怪しげな人が胡散臭い論理で好きなように言うカラオケ大会状態です。
少なくとも赤ちゃんにとっては迷惑な話じゃないかな。
この際お母さんは思いっきりわはははと笑い飛ばして赤ちゃんを迎えてあげましょう!
A. 助産師さん、是非なって下さい!
基本的には小松さんみたく助産師さんは「お産をとる」側です。施設によっては助産師の資格を持った人がNICUのような新生児病棟で働いているところもあります。
ただ、原則小児科と新生児科が同じ病棟であることは少ないです。つまり「お産もとれて新生児も管理して小児科もみる」のは少し難しいかも。

周産期センターというのはそんな中で、産科と新生児科が一定の基準を満たして認可された施設です。それには小児外科や小児循環器科などもそろった専門的な総合周産期センターと、小回りがきく地域に密着した地域周産期センターがあり、まさしく、ペルソナがそうです。 
そんな中で助産師さんは仕事の中核です。お産をとり、外来で妊婦さんの指導をし、乳児を診、おっぱいケアや退院後のケアまでするんですからそれこそ獅子奮迅の大活躍です。
僕やサクラや四宮や福田君のような男性医師なんて、彼女らに比べたら大したことないんですから、ホント…
ただ、助産師さんは他の認定看護師さんと同様、少し給与が高いですし何より引っ張りだこになるほど人手が少ないんです。
周産期センターとそうでない病院でも違いますし、周産期センターの中でも多い少ないはあると思います。
是非なって下さい! そして日本の周産期を変えていって下さい!
A. 一般的な年齢ねえ…
僕が経験した分娩の最低年齢は12歳で、最高年齢は56歳でした。

ご存じかも知れませんが、どれだけ生殖医療がすすんでも一定の年齢以上の妊娠率を上げることが出来ません。それは卵子の加齢が進むからだといわれています。
生殖医療を駆使しても、自分の卵子で赤ちゃんが授かるのは、厳しいですが45歳で1%を切ります。(2009日本産科婦人科学会 補助生殖医療データ)

多くの産婦人科医は45歳の壁というのを実感しているでしょう。
そのあたりが一般的な限界と言えるのかもしれませんね…
A. その薬、もしかしてオンダンセトロンという薬ではないですか? 

アメリカではつかわれているようです。日本にもありますが安全性の問題が日本では未解決のため、今のところ妊婦さんには投与してはいけないことになっています。
リスクを納得していただいたとし●●投与●●●●●自費●療●●、●●●●万円ぐらい?●●●●●です。
ごにょごにょ言ってもうしわけありません。でも100%効果のある薬ではないですし、僕自身は自信を持ってリスクをおかせる薬ではないのです…。

制吐剤なしで悪阻を乗り切る有効な治療手段は「寝かしてしまうこと」ですので、鎮静剤と制吐剤のカクテルを出す場合もあります。

医者になった頃から悪阻の特効薬を作ったら神、といわれていて、まだそう言われています。なぜなら、悪阻は受精卵をサポートするために卵巣が出すホルモンが原因で、だからほとんどの人が「軽い悪阻」になるのです。
受精卵の着床をサポートしないでいいならいくつかの治療法が考えられるのですがそれでは流産してしまいますから、なかなか決定打が出ないんです。
もう少しお待ち下さい。必ずや産婦人科の若手研究者が特効薬を…間に合わないかも知れませんが…。 
おいっ!!若手っ!早うせんかっ!
A. 妊娠おめでとうございます!

原則、風疹ワクチンは妊娠中にうってはいけないことになっています。それは風疹ワクチンは生ワクチンという種類で、胎盤を通して赤ちゃんに移行する可能性があるとされているからです。
しかし、妊娠中に風疹ワクチンをうって、赤ちゃんが先天性風疹症候群になった、なんて報告は世界中さがしても1例もありません!!
そのことは産婦人科医なら当然読んでいる「産婦人科診療ガイドライン2014年」にもしっかり書いてあります。 おそらく産科の先生は中絶をすすめたのではないと思いますよ!
A. 妊娠おめでとうございます!
一般的に分娩時に35歳以上になる方は羊水検査のリスクがダウン症の確率を下回るために羊水検査について説明することがあります。

あなたの場合、今妊娠されているお子様がダウン症である確率は1/70程度だと思われます。確率論的に今年あなたが70回妊娠したとして、1回その可能性があると言うことです。あとの69回は何もないのです。

ただ、考えていただきたいのはお子様がその1回だったとして、あなたはどうなさるか、です。
妊娠を継続されるのか、それとも…

ご家族でその事を話し合いましたか? 
その点を考えずに検査をお受けになるのは、宜しくありません。
我々産科医はただ異常を見つけるためだけに検査をおすすめしているつもりもありません。 
でも、サクラ先生もドラマで言っていましたが、我々産科医はあなたがた家族の人生を背負ってはいけません。 あなた方ご家族が考えに考えて出した結論には全力でサポートさせていただきますのでしっかり悩んで下さい。
あ…これでは悩み相談になってないですけど。
A. 心配でしょうが、トキソプラズマで引っかかったといってもどれくらいの値かわからないので今赤ちゃんの影響についてはっきり申し上げられません。
おそらく次回検査でトキソプラズマのIgMという検査をし、それに引っかかればアビディティー検査をすることになるかもしれませんが、ここで気をつけないといけないのはトキソプラズマ陽性の人がトキソプラズマ感染者ではないということです。
当然、「偽陽性」もあるのです。
妊娠初期に抗体陽性になった場合は数%赤ちゃんに感染するといわれていますが、「スピラマイシン」という薬で60%感染を防げるともいわれています。
トキソプラズマ陽性の人の赤ちゃんがとても高い確率で病気になるわけではありません。
一般論で言うと、トキソプラズマ感染の原因は生肉食です。猫ちゃんが原因ではない可能性もあります。担当医の先生にそのあたりをじっくり聞いてみて下さい!
A. おっぱいがまだ出続けているというのは、母乳哺育後の人にたまにありますが月経の再開が遅れたということもあり、少し気になります。

視野が狭くなったり頭痛があったりしませんか?
なければ急ぐ必要はないのかも知れませんが、一度産婦人科でも脳外科でも受診されては如何でしょうか?
一回の採血や1枚のCT写真で安心できる可能性もありますので。
A. 痛いのが怖いという相談はよくされます。
周りの人から色々お聞きになると思いますが、仰る通り「忘れる」のです。
赤ちゃんが生まれる前後に体に溢れる「オキシトシン」というホルモンは、おっぱいを分泌させ、子宮を収縮し、嫌な記憶を消し去り、そして無上の幸福感をもたらすとされています。研究によればその効果は合成麻薬と同程度であり、そして副作用や中毒性はありません!!
このコーナーでも言っていますが、「案ずるより産むが易し」です。
思い切って飛び込んでいって下さい。多分、あなたもそうやって生まれたんでしょうから。
A. お辛いですね。2回連続は「反復流産」といい、習慣性流産や不育症のような病気とは違います。医学的には今必ずしもそれらの検査は必要はありません。
でも、次妊娠するのが怖いと思ってしまうお気持ちもよくわかります。
もしそれらの検査があなたの気持ちを少しでも楽にさせるなら、値打ちはあると思います。
一度担当医の先生と相談してみて下さい。
A. 残念ながら現在の医学では流産を防ぐ方法はありません。
流産を防ぐ方法を開発しようと長年沢山の人が研究をしてきましたが、「これ」といった方法はまだ産み出されていないのです。
また、この食べ物をたべていたらいい、という食べ物もありません。体を冷やしてはいけないという方法も科学的根拠はありません。
あなたは一度流産されていますが流産を繰り返す病気(習慣性流産)ではありませんのでお薬で防ぐという方法もありません。病気ではないので、「普通に生活する」のが一番です!
A. あなたの質問、感動しました!
胎盤の硬さと子宮の硬さは違います。オムレツとステーキぐらい硬さが違います。

あなたが仰るように「擦れて出血する」のかどうかは科学的に証明されていないのですが、たしかに硬さや収縮率の違う二つの組織を折り曲げるとずれるような気がしますよね。
僕もそう思います。 オムレツをを載せたステーキをナイフで切ってもずれないようなアイデアがあれば医学の進歩に貢献する事になるかも知れません。自宅安静している間に思いつかれたらご一報ください!
A. へその緒は赤ちゃんと胎盤を結ぶ管です。赤ちゃんが生まれてしばらくするとへその緒の血管は血が流れなくなり、胎盤が母体から切り離されるとちょうど血管のむき出した傷口を外の世界にさらすことになります。胎盤は壊死(組織が壊れて腐る)してゆき、それはばい菌の格好のすみかになります。従って出生後は早期に(30秒程度までに)へその緒をくくるのが赤ちゃんにとって最も安全といわれているのです。
Lotus birthという分娩管理方法があり、へその緒をしばらく縛らずに置いておくというものですが、赤ちゃんのばい菌への感染が問題視され、2013年に英国王室産婦人科学会は声明をだして非難しています。
「臍帯を切断せず、しばらく置いておく(umbilical non-severance, Lotus birth)ことは、感染による新生児への影響が懸念される。分娩後の胎盤はすでに血液循環はなく、基本的に壊死組織である。」と。
他の動物が縛らないからという理由でへその緒を放置するのはもしかしたら赤ちゃんにとって迷惑かも知れませんね。
A. 周りのプレッシャー、結構皆さん悩まれます。
あなたは男の子が欲しいと考えておられるようですが周りに引きずられていませんか? いずれにしても授かるのは男の子か女の子か確率は半々です。
それを受け入れるのはあなたの気持ち次第です。アドバイスになっていませんがそれが現実です。ただし、これは絶対に気をつけて頂きたいのは、僕の知る限り確実な産み分け法はあり得ません!
いろんな人がいろんな方法で産み分けを謳っていますが、それに流されてはいけません。中には治療薬や健康食品を購入させられて法外な金額を請求されることもあります。あなたの心の隙間につけいる人は誰であれ距離を置いて下さい。
今あなたはお悩みになっています。僕自身はそれで良いと思います。誰かに相談出来ていれば良いと思うのです。お母さんだって人間ですから。(相田みつをみたいな結論で申し訳ありません)
A. 無痛分娩というのは色々方法はありますが硬膜外麻酔を使う事が多いです。

メリットとしては痛みや恐怖を和らげる効果があります(なので和痛分娩と呼ぶ施設もあります)が、デメリットとしては血圧が下がったり分娩時間が延びる可能性が考えられます。
最終的に帝王切開になる確率は無痛分娩のあるなしで変わらないというデータもありますが…。

大まかに言って経産婦(お産の経験のある妊婦さん)は分娩時間が初産婦の半分程度ですので、痛みの強さ×時間の長さを比較すると無痛分娩がなくとも辛くないかもしれません。
妊娠する前に前回担当医の先生のご意見を訊かれてたらいかがでしょうか? 気分的に楽になるかもしれません!
A. ご心配でしょうが、こころの不調は遺伝するものと環境によるものがあると言われています。あなたの場合は後者の可能性が高いです。だとすれば過度のご心配はいらないと考えられます。

もし妊娠をご希望であれば今の体調を最も把握されている担当医の先生にそうだんしてみられては如何でしょうか?
A. うーん、それは大変ですね…
前回の切迫早産の原因にもよりますが、今回も再発するリスクはそのようなことのなかったひとよりも高くなります。
もし入院になったらという事を考えておかれるのは重要だと思います。
どなたか援助者をお願いするほうが良いかもしれませんが、難しいですか? その事が原因で妊娠を躊躇されているというのも悔しいですが、新しく授かるお子様のためにも、ご家族とご相談なさっておいた方がいいと考えます。
A. 一般的に薬を飲むとその数%は母乳に移行します。ただ、乳児でこれだけは飲んではいけないという薬でない限り大きな問題はないと思います。
でも市販薬には「授乳中の人は飲まないで」と書いてあるものも多いですよね。できれば病院か医院で処方を受けて下さい。
そしてその時に授乳中であることを相談して下さい。
A. VBACですか…。
個人的意見ですが、お薦めはしていません。
前回術後が辛かったとのことですが、何がお辛かったですか?
痛みが原因ではないでしょうか?
我々の施設では、予定帝王切開の時は麻酔科が硬膜外麻酔を追加してくれます。これは術後数日までの痛み止めにも効果があります。まずは担当医の先生に術後の疼痛管理をどうするか訊いてみて下さい。

経膣分娩のトライアル(TOLAC)でもし途中で帝王切開に切り替わるような緊急事態が起これば、硬膜外麻酔を入れる余裕のない緊急帝王切開になるので、赤ちゃんもお母さんも痛い思いをするお産になる可能性があります。でもその可能性は10%を切ります。

ただ、「痛い思い」は命に関わるほどの事態も含めての数%なので、僕はお薦めしていないのです。
A. 40代の妊娠の方、最近増えています。
年齢と因果関係のあるリスクは妊娠高血圧症や妊娠糖尿病、流産早産、子宮内胎児発育遅延、産褥出血などなど、産科的に考えられる合併症は一通りちょっぴりリスクが上がります…でも、何かして予防や予測が出来るものはほとんどありません。 まずはもし早い目の入院になった時、あるいは長期入院になった時の家の事などを家族と話し合って頂いて、あとは…妊娠生活を楽しんで下さい!
A. 一般的に、純粋な妊娠高血圧症候群は初産の人に多いです。なので今回、リスクは減ると思われます。
ただし、元々高血圧の傾向があったり余病のある人は、年齢もすすんでいるので再発する可能性はあります。
妊娠高血圧症候群は予防は出来ません。塩っ辛いものを控えてもあまり効果はないのです。ただし早期発見は赤ちゃんにとっても有利なので、しっかり妊婦検診を受けることが大切です。
A. 怖いお気持ちはよくわかります。
そして恐らくあなた以外の妊婦さんも皆怖がっていると思います。
だから、昔の人はこのような言葉を言い伝えてきました。
「案ずるより産むが易し」
A. 胎児の心臓はあらゆる臓器の中で最も早い段階で動き出します。ですが、赤ちゃんの体が大きくなるに従ってどんどん大きく複雑に形をかえなければなりません。家でも増築したりパーティションを切ったりするときに電気工事をしますよね?その間少しの間停電させることもありますよね。
胎児の心臓も電気信号で動いています。なのでお腹の中で成長過程で一過性に不整脈がでることもあります。ほとんどの場合、胎児の成長に伴って不整脈の頻度も減ります。もちろん赤ちゃんは苦しくないです。
ただ、8ヶ月以降になっても続く場合、不整脈が治まらない場合は注意が必要な場合もあります。
ドップラーで徐脈がある時はドキっとしますよね。我々もです。 でも赤ちゃんの生理も少し理解してあげて下さい。
お母さんが心配している事は担当医に相談して頂いても良いと思います。
A. 普通赤ちゃんは産まれる時にネジみたいに回転しながら出てきます。これを回旋といいます。
何らかの理由で回旋が逆になったり止まったりすれば赤ちゃんは出てきにくくなるので補助分娩、つまり鉗子分娩とか吸引分娩になることがあります。まわらないネジを器具を使って回すので、まわりの膣壁などに負担がかかるので血腫ができることもあります。ただ、回旋異常が繰り返されるとすれば子宮の形(たとえば双角子宮など)の問題や筋腫が出口近くにある場合が多いのですが、もし子宮筋腫や子宮の形の異常を指摘されていなければ今とりたてて気にするほどのリスクはないと思いますよ。
A. 切迫流産は、いくつかの原因がありますが、大きく受精卵が問題である場合と母体側の問題のふたつがあります。
胎児心拍が見えているので、ひとまず受精卵の問題ではないと考えます。とすれば、着床の時の小さなトラブルが原因かもしれません。着床を助けるホルモンは今卵巣が頑張って分泌しています。そのホルモン分泌の仕事は胎盤に引き継がれます。胎盤は…12週ころ出来上がります!もう少し卵巣に頑張って貰って下さい。
A. お産は1ヶ月健診に丸々と太った赤ちゃんをだっこしてきて頂いて初めて、リスクが低かったな、と言えます。
奥さんの場合は今のところ年齢のみのリスクなので、ひとまず個人病院でも良いかと思います。
妊娠中に何か気になる点が出てくれば恐らく担当医は総合病院を紹介するでしょうから、基本的に分娩予約が一杯でも受け入れてくれるケースが多いです。
ご主人が心配されている内容を一度個人病院の担当医に相談なさっては如何ですか?
A. どちらも分娩経過が早いですね!計画出産は自宅分娩や墜落産を防ぐために提案されたのだと思います。
誘発剤による計画分娩の最大のリスクとしては、まれですが子宮の過剰な収縮により胎児がしんどくなることが考えられます。
無痛分娩は硬膜という脊椎の外側にある部分に管を入れて痛み止めを流す方法(硬膜外麻酔)が一般的ですが、副作用としては血圧が急に下がることがあるので要注意といわれています。また痛みを100%止めることはできません。ペルソナでは麻酔科の船越先生が処置をして下さると思うのですが、駄洒落に耐えなければいけないかもしれません。(あの先生は患者さんにオヤジギャグを飛ばすことはほとんどないのですが)
経過の早さを考えれば無痛ナシの計画分娩というのがお薦めではありますが。
A. 教科書的には帝王切開は3回まで、と書いてあります。
理由は子宮の傷に胎盤が癒着する確率が3回目以降高くなるからです。今何も指摘されていないのなら3回目である今回の妊娠はそれほどリスクは高くないと考えられているのかも知れませんが、次回がどうなるかはわかりません。4回目はあり得ないとは言いません。
でもとりあえず今回を乗り切って、その状態を見て担当医の先生に判断して貰って下さい!
A. 不安を沈める薬の中には排卵を妨げるホルモンを上昇させる作用のあるものもあり、ストレスや体重の増減と相まって月経不順が来ることもよくあります。いろいろ不安がおありになるようですが、まずは今の状態を改善することが先決です。落ち着けば妊娠について心療内科の先生に相談して下さい。
1、女医さんで頼りになる産婦人科の探しかた→頼りになるかならないかはあなたが実際に受診してみないとわかりません。女性医師が良いならホームページで調べて実際に受診されることをお勧めします。
2、里帰り出産のリスクとリターン→特に持病があって薬を飲んで居られる方は里帰り先の施設に専門医がいなかったりして持病の診療を上手く受けられない可能性もあります。里帰り先の近くの病院を事前に調べておいた方がよいかもしれません。
3、高齢出産のリスク→高齢出産は一応お産の時に35歳以上となっています。リスクはいろいろあります。詳しくはここでは書き切れませんが、大きなところでは母体は妊娠高血圧症候群等のリスクが上がり、胎児は染色体異常のリスクがあがります。(流産のリスクが上がるのもこのためです)その時点でのリスクを産婦人科でお聞きになって下さい。
4、婚約者と二人で妊活をやった方が良いのか→年齢的には今すぐ不妊治療をするかどうかは微妙ですね。パートナーの方とよく相談してみて下さい。
5、赤ちゃんと薬によって障害を持って産まれてくる確率→どのような薬を飲んでいるかによります。でも、服薬を続けた方が赤ちゃんの予後もよくなるという報告もあります。まずはお母さんが安定することが大事ではないかと思いますが、先ほども書いたように妊娠について心療内科の先生に相談してみては如何でしょうか?
A. ほとんどはピルを修了すると排卵は戻ります。あなたの場合は別の理由があるかもしれませんね。
妊娠をお考えなら、2〜3月間の基礎体温表を持って産婦人科に相談して下さい!
A. 四宮先生も言っていましたが、「肩甲難産は予測がつかない」のです。肩甲難産はお母さんの骨盤の形と赤ちゃんの体の形で決まるので、152cmで4000gの赤ちゃんを産んだ症例も経験しましたし逆に2500gの赤ちゃんが引っかかった症例もあります。 お産は出たとこ勝負という性質があるので、僕は自分にこう言い聞かせてお産に臨みます。
案ずるより産むが易し!
A. ごく一般的にいうと、早産は繰り返す可能性はあります。
第一子が満期産で次のお子さんが感染による早産ということですが、医学的には注意を要するケースといえます。
ただ、前回なぜ子宮内感染になったかがはっきりしないので、今回極めて危険という事ではないと考えます。お腹の張りの自覚があるので注意はした方が良いと思いますが、寝たきりになるとかえって状況を悪化させますし、予防的に抗生剤を飲むのもかえって有害とされています。「お腹が張ったらとりあえず休んで経過をみる、心配だったら担当医に相談する」というスタンスで過ごされればよいと思いますよ。
A. 持病がありお薬を飲みながら妊娠・出産される方は多いですよ。
薬には妊娠前に切り替えないといけないもの、症状をおさえるために必要量だけ飲むものがあります。
結婚したり妊娠を考えられるようになれば担当医の先生に必ず相談して下さい。また、産婦人科に「妊娠前相談をしたいんですけど」と問い合わせてみて下さい。
妊娠のリスクは誰でもゼロではありませんから!
A. ご質問ありがとうございます。
あなたを担当した先生が仰ったとおり、常位胎盤早期剥離は誰の責任でもありません。あなたの責任ではありません。
日本では1000人妊婦さんが居れば6〜7人が常位胎盤早期剥離になると言われています。そのほとんどが原因がわかりません。
ですから予測もつかないし、誰の責任でもないのです。
医学的に常位胎盤早期剥離を起こしやすい因子がわかっています。少し詳しくなりますが理解を深めて頂くために表をお示しします。


原因       危険度合い(因子のない人との比較倍)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
外傷・事故 +++
コカインなどの乱用 +++ 5.0-10.0
羊水過多 ++ 2.0-3.0
慢性高血圧合併 ++  1.8-5.1
妊娠高血圧症候群   ++  0.4-4.5
早剥の既往      ++++ 8.0-12.0
妊娠中の喫煙 ++ 1.4-2.5
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(Ananth CVらAm J Epidemiol. 2001より一部改変)


外傷・事故が原因の早剥は、シートベルトをせずに車の事故に遭ってハンドルでお腹を打ったとか、蹴られたなどが入りますが「打ち所」によるので単純に比較できません。
これをみれば、常位胎盤早期剥離の医学的な危険因子としては 早剥の既往がある人>コカインなどの乱用>喫煙 の順になります。
でも数字の上では単純に言うと禁煙するだけでリスクを半分以下に減らせます。ドラマではその事を喫煙妊婦さんやそのご家族に気づいて欲しかったのだと思います。
何度も繰り返しますが、常位胎盤早期剥離になるのは誰の責任でもないのです。でも妊婦さんや家族のちょっとした気遣いでリスクを下げられるということは知って頂きたいと思っています。
A. そうですね、「助産技術」にこだわるお産のプロもいます。でもチーム医療の中で自らの助産技術を活かすということにこだわるプロもいます。このペルソナ総合医療センターは、こまっちゃんみたいなチームの中で光る助産技術を持ったスタッフが多いので素晴らしい施設なんです。
周産期センターはたまにのけ反るような症例がきます。一生忘れられない症例が来ます。そして、それがほとんど月一回上書き保存です(笑) でもそれらの症例は生命の誕生の瞬間に立ち会う喜びと誇りを思い出させてくれます。
スーパー助産師的な「助産技術」もカッコイイですが、僕はペルソナみたいなプロのチームがあるところの方がはたらきやすいかなあ…
A. 前置胎盤は胎盤が子宮口をふさいでいる状態です。ちょうど赤ちゃんのにとっては非常口の前に生命維持装置が置いてあるようなものです。生命維持装置をどかせば赤ちゃんは生きていけないし、どかさないと出られないし、という状態なので、帝王切開で別の出口から出て貰います。
低置胎盤は生命維持装置は非常口ギリギリに置いてある、みたいな病態です。なので、非常口のドアが開けるくらいに離れていれば非常口が使えます。つまり経膣分娩出来る可能性があります。ところが、あなたの赤ちゃんに関して言えば生命維持装置の電源コードが非常口を横切っているのです…
通常、帝王切開は38〜39週でやりますが、その前に陣痛でも来て電源コードが切れてしまえば大変です。なので、場合によっては36~37週で帝王切開をする事になるかも知れません。 いつ帝王切開をするかはその病院の取り決めなどで変わる可能性はありますので担当医と相談してみて下さい。
A. 赤ちゃんはお腹の中でお母さんから酸素と栄養をもらって育ってます。
ご質問から、この数週間あまり育っていないようです。今まで順調に来ていたようなので、胎児の問題がないとすれば、母体か胎盤が充分な栄養を赤ちゃんに送りにくい状況が生じたかも知れません。妊娠37週以降は正期産なので、赤ちゃんの大きさの如何に関わらず、生まれてもあまりしんどくない時期です。僕はよくサッカーにたとえるのですが、赤ちゃんにとって今は後半の45分が終わった「ロスタイム」なのです。できるだけ早く終了の笛をふいて、勝ち試合で終わらせたいという助産師さんの意見は世界的なコンセンサスの得られる意見です。赤ちゃんの状態は出生時体重が大きければよいと言うものではありません。成熟度で決まります。あなたの赤ちゃんは多分、外でガンガンオッパイを飲める程度に成熟していると考えられますので、早く試合終了の笛をふいてもらうのに僕も賛成です!
【注意事項】
※診療は対面で行うのが基本です。このコーナーでは、みなさんのご相談への一般的な考えを提示するものであり、
 お一人お一人への正しい診療のためには、お近くの産婦人科での受診をお勧めします。
※質問が多数の場合は、すべての質問にお答えすることが出来ません。ご了承ください。
ペルソナ産科外来12月7日(月)ごご5時をもって受付を終了させていただきます。
受付は終了いたしました。たくさんのご来院ありがとうございます!

メニュー


TBSトップページサイトマップ
Copyright© 1995-2017, Tokyo Broadcasting System Television, Inc. All Rights Reserved.