この差って何ですか?

毎週火曜よる7時

過去の放送内容

2017年9月5日

(1)「ファスナー」「チャック」「ジッパー」の差

(写真)

専門家:田中順子(YKK株式会社 経営企画室 広報)

この差は…
「ファスナー」と「ジッパー」は英語、「チャック」は日本語か どうか

〇同じ留め具なのに3つの呼び方がある?
「ファスナー」「チャック」「ジッパー」はどれも正しい呼び方。

〇最初に生まれたのは「ファスナー」
いまから126年前の「アメリカ」(日本の明治24年)。発明家のホイットコム・ジャドソンが「ファスナー」を開発し、「靴ヒモ」の代わりに付けたのがはじまり。「留める」や「閉める」の意味の英語、「fasten」から「ファスナー」と名付けたといわれている。その後、便利な「ファスナー」はアメリカの軍服に採用され、大量生産されるようになり、世界中に広まり、バッグや洋服などで使われるようになった。

〇「ジッパー」の誕生
「ファスナー」の誕生から30年後の1921年にアメリカの別の会社が、閉める時の「ジー」という音から「ジッパー」という商品名で販売。靴に付けて販売したところ、アメリカで大ヒット!その後、靴を中心に世界的に広まり、日本にも入ってきた。

〇「チャック」の誕生
3つのなかで最後に誕生したのが、日本語である「チャック」。アメリカで発明された「ファスナー」を日本で製造するようになったのは昭和初期の頃。昭和2年、日本ではじめて「ファスナー」を製造したのが、広島県尾道市にあった「日本開閉器製作所」という会社。日本独自の名前を付けようということになり、日本の「巾着袋」と開け閉めが似ていたことから「チャック」という名前にした。

(2)「伯父(おじ)」と「叔父(おじ)」の差

(写真)

専門家:山口謠司(大東文化大学 准教授)

この差は…
自分の親の兄か弟か どうか
自分の両親の「お兄さん」には、「伯(はく)」とうい字を使った「伯父(おじ)」。
自分の両親の「弟さん」には、「叔(しゅく)」という字を使った「叔父(おじ)」。

〇平安時代から使い分けられていた
平安時代の「倭名類聚抄(わみょうるいじゅしょ)」という漢和辞典に書かれている。中国から日本に伝わってきた漢字で、中国で使い分けられていた。兄弟を表す時に、長男のことは「最年長」という意味の「伯(はく)」という字で、それ以外の兄弟のことは「小さい」という意味の「叔(しゅく)」という字で表したため。

〇両親の「女兄弟」の場合は?
「おば」の場合も同じ。自分の親の「お姉さん」は、「伯(はく)」とうい字を使った「伯母(おば)」。自分の両親の「妹さん」には、「叔(しゅく)」という字を使った「叔母(おば)」となる。

〇血縁関係のない「おじ」の場合は?
血縁関係のない他人のおじさんの「おじ」は、「小(ちいさい)」に「父」と書く、「小父(おじ)」となる。これは、江戸時代、おじいさんの事を「大きい父」と書いて「大父(おおじ)」と呼んでいたのに対して、おじいさんとは言い難いまだ若い男性に対して、「小さい父」と書いて「小父(おじ)」という感じが当てられるようになった。同じように、血縁関係のない中年の女性に対しては、「小母(おば)」となる。

(3)60歳でも「シワの少ない人」と「シワの多い人」の差

(写真)

専門家:白澤卓二(お茶の水健康長寿クリニック院長)

60歳前後のシワの少ない一般女性50人にアンケート
○日頃シワを作らないためにどんな事をしているのか?

【問1】 普段、使っている日傘の色は「黒」、「白」、どっち?

答えは、「黒」(27人/50人)。

〇なぜ「黒」?
「紫外線」を浴びると乾燥してシワになってしまうが、「黒の日傘」は紫外線を吸収してくれる。「白い日傘」を使っている人も内側は「黒」という人が多かった。実は重要なのは「内側の色」。内側が「白」だと、地面からの照り返しの紫外線を跳ね返してしまうため、顔に紫外線があたってしまう。内側が「黒」だと紫外線を吸収するので顔に当たりづらくなる。


【問2】朝の洗顔方法について 多かったのは「熱いお湯」、「ぬるま湯」、「水」?

答えは「ぬるま湯」(31人/50人)。「水」(19人/50人)。

〇水の温度が非常に重要
「朝の洗顔」は、化粧品の油分・皮脂汚れなどを洗い流すことが必要。この皮脂が溶け出る温度が30℃以上。なので、30℃から32℃ぐらいの「ぬるま湯」で洗顔するのが一番いい状態を保つことができる。「水」は、皮脂が溶け出さないため、吹き出物やかゆみの原因になったりする。

〇「熱いお湯」は?
32℃以上の「熱いお湯」の場合は、皮脂が落ちすぎてしまい、肌が乾燥しすぎてバリア(保湿)機能が低下するため良くない。

〇シワが少ない50人の女性の洗顔のこだわり
(1)洗い流す時は、シャワーを使わず手でかける (36人/50人)
(2)お風呂では、乾燥を防ぐため最後に洗顔 (21人/50人)
(3)お風呂から上がって、保湿まで3分以内 (37人/50人)


【問3】 朝食で(美容を意識して)食べるのは「目玉焼き」、「焼き鮭」どっち?

答えは「焼き鮭」(28人/100人)。

〇なぜ「焼き鮭」か?
鮭には、たくさんの「コラーゲン」が含まれている。紫外線で壊れてしまう「コラーゲン」を摂って作ることが必要。現在の研究では、「コラーゲンを食べる」と、「コラーゲンペプチド」に分解され、「コラーゲン細胞」が増加すると言われている。

〇「焼き鮭の皮」は食べるか?
実は、「コラーゲン」は「鮭の皮」にある。特に鮭は「コラーゲン」が多い。ちなみに、今回の対象者の40人/50人が「焼き魚の皮を残さず食べる」と回答。

〇鮭以外で「コラーゲン」が多く摂れる食べ物は?
鶏肉。今回の対象者の30人/50人が一番食べているお肉は「鶏肉」と回答。よく食べる「鶏肉の部位」は、「手羽先」。「手羽先」には「ビタミンB6」が含まれており、「コラーゲン」を作るのに必要な成分も入っているといえる。

〇鶏のレバーも効果的!?
鶏レバーに含まれる「レチノール(ビタミンA)」は、「ヒアルロン酸」を増やすことができる。食事で挽回できるといえる。

〇美容のために飲んでいる飲み物にもこだわりが!?
【参考】 美容のために飲んでいる「飲み物ランキング」
第1位 豆乳
第2位 コラーゲン入りドリンク
第3位 ヨーグルトドリンク
第4位 青汁
第5位 玉ネギの皮茶

「玉ネギの皮茶」は、乾かした玉ネギの皮を約3分煮だす。「玉ネギの皮」に含まれる「ファイトケミカル」が強い抗酸化作用を生み出す。ほかにも「落花生の薄皮」、「皮ごと入れた野菜カレー」などにも含まれる。


【問4】 シワ予防に効果的な入浴法は「あつ〜いお湯に約5分」、「ぬるいお湯に10分以上」、どっち?

答えは「あつ〜いお湯に約5分」。

〇「ヒートショックプロテイン」が作られる温度との関係。
「ヒートショックプロテイン」は紫外線で傷ついた肌のダメージを修復。40℃の時は20分、41℃の時は10分、42℃の時は5分入浴することで、「ヒートショックプロテイン」が期待できる。(※個人差があります。ご自身の体調を十分考慮して入浴してください)

(4)「なみなみ入っているゼリー」と「隙間のあるプリン」の差

(写真)

専門家:前田剛(株式会社たらみマーケティング本部副本部長)

この差は…
輸送中に崩れてしまうか どうか

〇輸送中に崩れてしまうとは?
柔らかいゼリーは、容器の中に隙間、ヘッドスペースがあると、輸送中に衝撃を受けた時に「ゼリー」や「フルーツ」が動いて崩れてしまうため、動かないように容器いっぱいにゼリーを入れている。一方、「プリン」は、「ゼリー」よりも硬くつくられている。

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