この差って何ですか?

毎週火曜よる7時

過去の放送内容

2017年7月4日

(1)パンダの気になる「手・あし・目・耳は黒」「他の部分は白」の差

(写真)

専門家:品川友花(アドベンチャーワールド 飼育員)

この差は…
手・あし・耳は「冷えやすい部分」を黒くして、寒さから身を守るため
目は「大きく見せて外的を威嚇」したり、「雪による光の反射を和らげる」ため


〇寒さから身を守るため
先端部分を黒にすることで、熱を吸収し、冷えにくく、温かくいられるため。

〇クマと決定的な差
パンダはクマの仲間。指がクマより2本多く、7本ある。竹をたくさんたべるため、突起ができてきたため。

〇パンダの赤ちゃんの意外な秘密
パンダは60%以上の確率で「双子」が生まれる。しかし、パンダは同時に2つのことができないと言われており、双子は育てられないと言われている。そのためアドベンチャーワールドでは「すり替え保育」という方法で、1時間ごとにすり替えることで成長に必要な母乳を与えている。

(2)「取り外せるプラグ」と「取り外せないプラグ」の差

(写真)

専門家:高澤浩二(ヨドバシカメラ 家電コンシェルジェ)

この差は…
安全性を重視して簡単に取れるか どうか
お湯が入っている「電気ポット」や「グリル鍋」など。

〇なぜプラグが取り外せる?
電気ポットやグリル鍋のプラグは「マグネット式」を採用しているものが多い。たとえば、子供などがコードに引っ掛かってヤケドやケガをすることを防ぐため。

(3)「弱冷房車はある」と「弱暖房車はない」の差

(写真)

専門家:倉田秀樹(京王電鉄株式会社 広報部)

この差は…
夏場は乗客自身で体温調節ができないため

〇なぜ冬場に「弱暖房車」はない?
冬場は上着を脱ぐなどして、自分で調節できる。夏場は上着がない人が多いので調節できない。

(4)「ギザギザがある硬貨」と「ギザギザがない硬貨」の差

(写真)

専門家:岩崎光男(造幣博物館 館長)

この差は…
「一番高価な硬貨」は偽造されないため。
「50円」は「5円」と、「100円」は「10円」と見分けをつきやすくするため。


〇なぜ「硬貨の縁」にギザギザがついているのか?
50円・100円・500円硬貨にギザギザが付いている理由は、元々は江戸時代にひんぱつした金や銀の硬貨の縁が削られて金儲けされるのを防ぐため。

その後、偽造防止を目的に、昭和26年のギザ10は、当時1円玉、5円玉しかなかったため、偽造をために、ギザギザをつけられた。その後も、50円、100円とつくられる度にギザギザがつくられた。500円は昭和57年につくられた際は「NIPPON」と「500」と刻印されたが、その後平成12年に「斜めギザ」がついたかたちに変更された。

〇硬貨が削られるのを防ぐために、ギザギザを付けたとは?
江戸時代の大判、小判を、悪党たちが縁を削り取って、削った分を売りに行く事件がひんぱんに起こった。削った大判や小判も普通に使うことで、金儲けをしていた。明治時代に新しい硬貨を発行する際に、金や銀であったため、削られるのを防ぐためにギザギザを付けた。

〇50円・100円に、いまでもギザギザがついている理由とは?
一番高い硬貨が500円になったが、50円は5円と同じ大きさで穴も開いている為、触って見分けがつくように、ギザギザがついた。100円も同様で、10円と同じ大きさである為、10円玉と区別しやすいように、ギザギザがついた。

(5)パートナーを紹介する時の呼び方の差

(写真)

専門家:山口謠司(大東文化大学 准教授)

この差は…
現代社会においては、自分のパートナーを呼ぶ言葉は「妻」1つだけ。

〇「妻」という呼び方:両親が認めた共に生活する女性
パートナーを呼ぶのに適した言葉。最古の呼び方。日本最古の歴史書「古事記」にも記されている。しかし、奈良時代に婚姻制度はない。ともに生活する女性を「妻」と呼んでいた。明治時代に婚姻制度が作られ、正式に「妻」と呼ぶようになった。

〇「嫁」という呼び方:息子のパートナー
1275年頃の鎌倉時代「名語記」で、息子の妻を「嫁」と呼ぶようになった。「良い女」が来てくれたことを「良(よ)い女(め)」が「ヨメ」となったといわれている。よって、パートナーを呼ぶのに適さない言葉といえる。

〇「女房」という呼び方:使用人の女性
「女房」は使用人の女性という意味。使用人の女性を「女」、その女性がいる部屋を「房」と呼んでいたため、使用人の女性を「女房」と呼ぶようになったため。よって、パートナーを呼ぶのに適さない言葉といえる。

〇「奥さん」という呼び方:奥の方の部屋に住む女性
1562年頃、室町時代の「北条幻庵覚書」に「おくがた」という言葉が記されている。身分の高い屋敷の主は、パートナーの女性を「奥の方の部屋」に住まわせていた。そこで、「奥の方の部屋に住む女性」を「奥方」と呼ぶようになった。その後、次第に変化して「奥様」「奥さん」と呼ばれるようになった。よって、「屋敷の主のパートナー」を指す言葉で、他人のパートナーを呼ぶ呼び方のため、自分のパートナーを呼ぶのに適さない言葉といえる。

〇「家内」という呼び方:家の中にいる人
「家内」は家の中という意味。明治時代、会社制度が誕生し、男性は家の外の会社で働き、女性は専業主婦として家の中を守るとされていた。そのため、家の外で働くようになった人が、自分のパートナーを家の中にいる人という意味で「家内」と呼ぶようになった。よって、家の外で働く女性が多い現代においては、自分のパートナーを呼ぶのに適さない言葉といえる。

〇「カミさん」という呼び方:目上の人
「カミさん」は目上の人を表す言葉。「上様」が変化した言葉。よって、対等な関係が重視される現代においては、自分のパートナーを呼ぶのに適さない言葉といえる。

(6)「カンガルーの袋は上向き」「コアラの袋は下向き」の差

(写真)

専門家:高橋麻耶(横浜市立金沢動物園 広報)

この差は…
コアラはお母さんの排泄物を食べやすくするため

〇カンガルーの袋が上向きなのは
ジャンプの時、赤ちゃんが落ちないようにするため。

〇コアラの袋が下向きなのは
コアラの赤ちゃんは、母親の排泄物を離乳食にしているため。排泄物をたべやすいように、お母さんのお尻に近い位置に袋の口があるため。

〇なぜコアラの赤ちゃんがお母さんの排泄物を食べる?
主食のユーカリの葉は繊維が多く、ユーカリを消化できないので、母親の腸内細菌を含む排泄物を食べて、ユーカリを消化できる能力を受け継ぐため。

(7)「アフリカゾウは突起が鼻の上下」「アジアゾウは突起が鼻の上だけ」の差

(写真)

専門家:鈴木哲哉(東山動植物園 飼育員)

この差は…
食べ物が豊富な地域で生活しているか どうか

〇アフリカゾウ:突起が鼻の上下に付いているワケとは?
サバンナで生活するうえで、エサが少なく、地面に生えている新芽等も器用に鼻先で掴み、食べる必要があるため。

〇アジアゾウ:突起が鼻の上だけに付いているワケとは?
森林に住んでおり、エサが豊富にあるため、鼻先ではなく、鼻全体で巻き取るように食べるため。

(8)「アフリカゾウは耳が大きい」「アジアゾウは耳が小さい」の差

(写真)

専門家:鈴木哲哉(東山動植物園 飼育員)

この差は…
暑い地域で育ったか どうか

〇ゾウの耳の役割:体温調節に耳を使う
ゾウの耳にはたくさんの毛細血管があり、耳に風を当て血液を冷やしている。その冷えた血液を体に循環させ、体温を下げている。

〇アフリカゾウ:40℃を超えるサバンナに生息
高温のサバンナで生活するため、耳が大きくなり、風が当たる面積が増え、体温が下がりやすくしている。

〇アジアゾウ:日陰の多い森林に生息
日陰が多い、それほど気温が高くない森林に住んでいるため、耳を大きくする必要がなかったといわれている。また、森林を行動する際に、耳が邪魔にならないように小さいともいわれている。

(9)「ダチョウの卵はクリーム色」「エミューの卵は深緑色」の差

(写真)

専門家:渡邊敬一(東山動植物園 飼育員)

この差は…
卵を産む場所が違うため

〇卵を産む場所はどこ?
ダチョウの場合はサバンナの砂地に卵を産み落とすため、砂に同化するよう外敵から卵をみつけられにくくするため。エミューの場合は草原に卵を産み落とすため、草に紛れやすい深緑色をしている。いずれにせよ保護色となっている。

(10)さかなクンが教える「魚から生まれた言葉」の差1

(写真)

専門家:さかなクン(東京海洋大学 名誉博士)

(1)「たらふく」(魚から生まれた言葉)
〇【たらふく】(意味)お腹がいっぱいになる

たらふくという語源には諸説ありますが、そのひとつに「日本語源大辞典」に書いてあるように、「魚類を腹一杯つめこむことから」生まれたといわれている。

(11)さかなクンが教える「魚から生まれた言葉」の差2

(写真)

専門家:さかなクン(東京海洋大学 名誉博士)

(2)「イカサマ」(魚から生まれた言葉)
〇【イカサマ】(意味)インチキをすること

昔の紙が茶色であった時代に、借用書などに時間が経つと茶色に変わる「イカの墨」の特性をつかったインチキを指すといわれている。

(12)さかなクンが教える「魚から生まれた言葉」の差3

(写真)

専門家:さかなクン(東京海洋大学 名誉博士)

(3)「引っ張りだこ」(魚から生まれた言葉)
〇【引っ張りだこ】(意味)みんなに求められること

干したタコの姿が、みんなに引っ張られているようにみえることから生まれた言葉。

(13)さかなクンが教える「魚から生まれた言葉」の差4

(写真)

専門家:さかなクン(東京海洋大学 名誉博士)

(4)「ゴリ押し」(魚から生まれた言葉)
〇【ゴリ押し】(意味)強引に押し進めること

強引に魚を獲る「ゴリ漁」から生まれた言葉。

(14)さかなクンが教える「魚から生まれた言葉」の差5

(写真)

専門家:さかなクン(東京海洋大学 名誉博士)

(5)「とどのつまり」(魚から生まれた言葉)
〇【とどのつまり】(意味)結局のところ

出世魚で「ボラ」がさらに大きくなったのを「トド」といい、それ以上大きくならないことから生まれた言葉。

(15)「ウソをついている」「ウソをついていない」見極め方の差

(写真)

専門家:清水建二(微表情研究家)

この差は…
ポイント(1)目(め):まばたきが減る
ポイント(2)口(くち):口を強く閉じる
ポイント(3)話し方:オウム返しをする かどうか

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