パックン:どんな歌を歌いたいのかな?
こども:ビートルズの歌です。
パックン:いいねぇ。なんか歌える歌あるの?
こども:「イエスタディ」と「ハローグッバイ」です。
パックン:ちょっと歌ってみてよー!!
こども:(♪ すらすらとワンコーラスを唄う!! )
パックン:おおお!! すごい!! 全国にあなたのファンがすごいいっぱいできたよ! スラスラ歌えているのに、どこがむずかしいの?
こども:難しい単語がなんかいっぱいあって、早い曲が歌えないんです。
パックン:なるほど。実はですね、英語の歌をアメリカ人が歌ってもスムーズに歌えないこともあるんですよ。僕、合唱団にはいっていたんですが、英語でも歌えない曲がけっこうあったんですよ。また、歌手でもこまったりする人が多いんですよ。
歌う時は単語をくっつける練習がけっこう大事ですよ。英語をしゃべっている時はひとつひとつの単語を区切らないですよね。たとえば、ふつうに言うと「アイ ビリーブ イン イエスタディ」。でも、「ビリーブ」と「イン」が「ビリービン」といった発音になります。歌う時もこうやって歌うとより歌いやすくなりますよ。後は、早い曲でもさらに早くして歌うといいんですよ。2倍ぐらい早くして歌うとふつうに歌うときはめちゃくちゃ楽に歌えますよ。これ、合唱団でもやってました。昔のレコードを早回しにして歌うような感じ。そうやって歌うとめっちゃ楽ですよ。
タレント:「パックン」こと パトリック・ハーラン 先生
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