スポーツ
Q. 水泳の時、息を大きく吸って浮かぶのは知っていますが、やってみても浮かべないのはどうしてですか? (小2、女の子)
A. 佐藤先生:たくさん吸っても力は入りますよね?
女の子:はい。
佐藤先生:そうしますと筋肉が硬くなって沈んでしまいます。ですからたくさん息を吸ったら体も力を入れないようにリラックスすると上手に浮かべます。
おねえさん:息を吸った時、止める時に力が入ってしまうということですか?
佐藤先生:そうですね。たくさんお腹の中に空気を入れても周りの筋肉が硬くなってしまい沈んでしまいます。
おねえさん:なるほど。
佐藤先生:ですからプールで泳ぐ時は力を入れないようになるべくリラックスして泳ぐとずっと浮かんでいられますので、お水の中であまり緊張しないで下さい。
女の子:はい。
佐藤先生:沈みたいなあ、と思った時は「ウッ!」と力を入れるとプールの下の方まで潜れますから。
おねえさん:へ〜。大きく吸うということよりも少し吸って、
佐藤先生:体の力を抜いて、
おねえさん:だら〜んとしていると、
佐藤先生:浮きます。
青島先生:初めのうちは誰かに持ってもらうのはどうなのですか?
佐藤先生:お父さん、お母さん、先生たちと一緒に泳ぐ時は、蹴伸びの練習などをする時に手を持ってもらったり、腕と足を持ってもらうなど、跳ぶような形をしてリラックスする練習をすると上手に泳げるようになると思いますよ。
井筒先生:何で力を入れると浮力が出なくなるのですか?
佐藤先生:やはり脂肪よりも筋肉が重いからですね。

作曲家でピアニストの青島広志 先生/体操インストラクターの佐藤弘道 先生/映画監督の井筒和幸 先生

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