スポーツ
Q. なぜ、スキーは雪の上ですべるのですか? (小1 女の子)
A. 荻原先生:これは、とってもいい質問ですね。おうちでおそばやおうどん食べることありますか?
こども:ある。
荻原先生:その時には、手には何を持って食べるの?
こども:手にはお箸を持って食べる。
荻原:お箸持ちますよね。じゃあ、おうちでスパゲッティ食べることある?
こども:ある。
荻原先生:その時は何を持っているの?フォークかな?じゃあ、外にお父さん・お母さんとレストランに行って、ステーキ食べるときにナイフとフォーク使ったりするかな?
こども:する。
荻原:そういうように、ご飯を食べるスタイルが変わるとお箸をもったり、ナイフを持ったり、フォークを持ったりするよね。スポーツも一緒。雪の上では、何でスキーなのかな?雪の上はスキーをはいた方がすべるんだよね。氷の上はスケート靴をはいた方がすべりやすいんだよね。そういうように、道具はやっぱり、それぞれの形にあわせてうまーく作られているんだよね。使いやすいように。で、何でって原理のことを言うと。
おねえさん:どういう仕組みですべるか?ってことですね。
荻原先生:どういう仕組みかっていうと、雪の上にスキーを置きますね。スキーがすっとすべるときに、まさつってわかるかな?こすれるの。雪の上をすっとすべる時に、雪とスキーの間に、熱が発生して、熱が生まれて、わずかな熱なんだけど、水が生まれるんだよね。その間に。その水分がすべるの。ですから、日本の雪は水を多く含んでいるのですべりやすい。荻原先生:北国の、−30度くらいの雪は溶けにくいから逆にすべらない。
おねえさん:そうなんですか。
荻原先生:雪とスキーの間に、水が生まれるからすべるってことを勉強してください。
こども:はい。
おねえさん:スキーをはいて氷の上にいったり、スケートの靴をはいて雪の中にいったりしたら、動けなくなっちゃうってことですよね。
荻原先生:雪の上はね、やっぱりスキーのようなプラスティックがすべるんですね。氷の上は鉄の方がすべるんですね。

スポーツキャスター:荻原次晴 先生

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