スポーツ
Q. 大なわはどうやったら上手にとべますか? (小1 男の子)
A. 森末先生:大なわとびは、入るのが難しいの?とぶのが難しいの?
こども:跳ぶ!
森末先生:何人くらいでとぶの?
こども:6人。
森末先生:どことぶの?真ん中へん?それとも端っこの方?
こども:いつもちがうとこだから分かんない。
森末先生:いろいろか〜。6人でとんだ時に、自分がうまく飛べないの?みんながうまくとべないの?
こども:みんな。
森末先生:あのね、大なわとびってさ、縄が長いよね。長いから、前の人が手を回しているよね。手に合わせてしまうと、なわが長いぶんちょっと遅れてくるんだよな。手だけ見てると、手が下に来たときにとんでも、なわがちょっと遅れてくるわけだよ。遅れてくることを少し考えながら、手よりも少し遅れてくるんだなっというのを覚えながら、後は、なわとびって一番大事なのはリズム。トントントンットントンッて自分でリズムを作りながら、人が手を回しているときに自分のとぶリズムを作りながらやれば、いいわけだよ。それだけだと思うよ。
おねえさん:6人でとぶってことは6人みんなでかけ声をかけたりとか?
森末先生:ただね、6人だったらいいんだけど、10人とかなってくると、一番端っこの方は回す方に近いんでなわは早くくるんですよ。真ん中はちょっと遅れてくるんですよ。全員がきれいに同時にとんだらきれいにとべるかっていうことじゃなくて、真ん中は少し遅れるわけですよね。だから真ん中と端にいる子供たちの、感覚というか、それを少しずつ自分の中でしっかりつかまえとかないと、そのリズムというのが一番大事だと思う。なわとびをとぶのには。
おねえさん:そうしたら、毎回とぶ場所が変わらない方がいいですね。
森末先生:それが一番いいですけど、そうわけにもいかないのでね。それで、大なわとびってのは、入ったり出たりするのが難しくて、回している人の手を見ながら入るのが一番いいんだけど、でも、やっぱり、大なわとびを一番上手にとぶにはとぶときのリズム、リズムを自分でちゃんとつかみながらやれば、上手にとべるようになるとおもいます。
おねえさん:リズムをとってやってみてください。
森末先生:で、みんなで、6人でリズムを言いながら「トントンットントンッてとぶんだよっ」ていいながらやった方がいいと思います。自分の名前でやったりとかいいと思います。

スポーツキャスター 元オリンピック体操金メダリスト:森末慎二 先生

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