スポーツ
Q. フィギュアスケートのアクセルがもう少しで出来そうなんだけど練習のコツとかありますか? (小6・女の子)
A. 八木沼先生:あなたはどのくらい習っているの?
こども:1年半ぐらい習っています。
八木沼先生:おお。もうちょっとでアクセルができるっていうけど、今はどんな感じなのかな?
こどお:着地の時、本当は片足で下りるはずなのに反対の足で下りてしまうのです。
八木沼先生:分かりました。まず、フィギュアスケートの場合、アクセルジャンプを抜かせば、全てのジャンプが後ろ向きで飛んで、後ろ向きで着地します。アクセルは唯一、前向きから飛んで後ろ向きに着地します。前向きで飛ぶと言うことは、他のジャンプよりも半回転多くなるんですね。1回転半、2回転半、3回転半となっていくんです。まず、アクセルジャンプというのは最初の難関です。このジャンプを憶えて次々飛べるようになっていくけど、あなたはアクセルジャンプをやりはじめて、どのくらいになりますか?
こども:かなりなります。
八木沼先生:あともうちょっとなんだぁ。たぶんちょっと恐いと思っているじゃないかな?その他、体の回転を覚える前に氷ではなく、陸の上で回転の練習をするのもひとつの例かもしれませんね。でも、そこで飛べているというのはあなたの気持ち次第です。あと、踏み切る時に右足を前に出すような形で踏み切ってみよう。そうすると上手く飛び上がって、体をまわせるようになります。
あと、もうちょっとだ、頑張れ。このジャンプの始まりはもともと右足からだして左足を前に組んで飛んで、右足をほどいて着地するんです。スケートを習っている先生にもそうだんしてね。一度、勇気を出して飛んで! すると「なんだこんなものか」というのもあるかもしれませんので、あともう少しがんばってみてください。

プロフィギュアスケーター:八木沼 純子 先生

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