ハハハ、ころびたくないんだ。スノーボードは何回やったことありますか?
こども:きょうで3回目です。
きょう?じゃあ今もスノーボードに行くとちゅうなのかな。いいなぁ。でもね、きょうはどんどんころんできてください。スノーボードは
ころぶとおしりがいたいでしょ。じつは、「ころぶとやだなぁ」とおもってがんばると、いつのまにかバランスがとれるようになってきて、うまくなっているんです。
スノーボードのポイントはやはり「ころびかた」なんですね。気をつけなくてはならないことは、ころんだとき、板があたまなどにあたってケガをしてしまうことなんだね。だからころんだらちょっと足をあげて、ボードと体をはなすようにしましょう。それと、ころんだしゅんかん、こしと首に少し力をいれてあげるといいです。体ぜんたいはすこしまるくするといいですね。スピードを出しているときにころぶといたいけど、ころぶときにちゃんとりょう手をついてころべば、ショックを地めんににがしてあげられるので、あまりいたくなくなります。まずはそういう「いちばんいいころびかた」をきちんとみにつけておいて下さい。
これはとても大切なことなんです。いつでもあんぜんなころびかたをできるということは、いつでもあんしんということだから、どんどんあたらしいことにチャレンジしていけるんです。そうして、坂がきゅうなところにいってみたり、だんだん上をめざしていけるといいね。ただね、坂がきゅうなところでころぶと、ころんだしょうげきを坂がきゅうしゅうしてくれるので、じつはいたくないんだよね。ぎゃくに平らなところでころんだ方がいたいんです。ですから、いまはころぶれんしゅうをしっかりして、ころぶことがこわくなくなったら、いつもよりちょっとチャレンジできるよね。そうなるともっとうまくなるとおもいますよ。楽しんできてくださいね
プロスノーボーダー:牛山 基樹 先生
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