スポーツ
Q. スノーボードでころばないようにするにはどうしたらいいですか? (小4・男)
A.

ハハハ、ころびたくないんだ。スノーボードは何回やったことありますか?

こども:きょうで3回目です。

きょう?じゃあ今もスノーボードに行くとちゅうなのかな。いいなぁ。でもね、きょうはどんどんころんできてください。スノーボードは ころぶとおしりがいたいでしょ。じつは、「ころぶとやだなぁ」とおもってがんばると、いつのまにかバランスがとれるようになってきて、うまくなっているんです。

スノーボードのポイントはやはり「ころびかた」なんですね。気をつけなくてはならないことは、ころんだとき、板があたまなどにあたってケガをしてしまうことなんだね。だからころんだらちょっと足をあげて、ボードと体をはなすようにしましょう。それと、ころんだしゅんかん、こしと首に少し力をいれてあげるといいです。体ぜんたいはすこしまるくするといいですね。スピードを出しているときにころぶといたいけど、ころぶときにちゃんとりょう手をついてころべば、ショックを地めんににがしてあげられるので、あまりいたくなくなります。まずはそういう「いちばんいいころびかた」をきちんとみにつけておいて下さい。

これはとても大切なことなんです。いつでもあんぜんなころびかたをできるということは、いつでもあんしんということだから、どんどんあたらしいことにチャレンジしていけるんです。そうして、坂がきゅうなところにいってみたり、だんだん上をめざしていけるといいね。ただね、坂がきゅうなところでころぶと、ころんだしょうげきを坂がきゅうしゅうしてくれるので、じつはいたくないんだよね。ぎゃくに平らなところでころんだ方がいたいんです。ですから、いまはころぶれんしゅうをしっかりして、ころぶことがこわくなくなったら、いつもよりちょっとチャレンジできるよね。そうなるともっとうまくなるとおもいますよ。楽しんできてくださいね


プロスノーボーダー:牛山 基樹 先生
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