スポーツ
Q. サッカーの審判の人数は決まっているんですか? (小4・おとこ)
A.

キミはサッカーをするの?

こども:自分ではあんまりしないんだけど、テレビとかで観るのは好き。特に柏レイソルのファン。

お、いい子だね〜(笑)。でね、サッカーの審判は、試合の時見てるとわかると思うんだけど、グラウンドでは両方のチームから区別できるように黒いユニフォームを来ています。
そして、グラウンドの中にいる審判を「主審(しゅしん)」といって、笛を持っていて、ファウル、つまり反則があったりすると笛を吹いて知らせたりするんだよね。で、この「主審」は1人です。
そしてそのほかに、左右両方の横のラインのそばに、やっぱり審判が一人づついて、彼らを「副審(ふくしん)」といいます。副審はオフサイドとかを判定するためにいるんですね。
だから合計でレフリーは3人、グラウンドにいることになりますね。でも昔は審判はいなかったんですよ。お互いの選手が、自分で自分のプレイに責任をもって、フェアプレイで試合を進めましょうということでやっていたんですって。
だから今でも実は、試合の後で「あれ、そういえば審判いたかな?」って思う試合ほど、いい試合だって言われてるんですよ。それはどういうことかというと、その試合の審判は見てる人も選手も気づかないぐらいにボールや選手に触れたりしないよう、ということはつまり試合を妨げないように動いていたということでもあるし、逆にそれだけ審判の出番がなかった、つまりファウルがなかったということになるからなんですね。
だからこれからは審判がどういう動きをしているのかというのもチェックしてみて下さいね。
サッカー解説者・柱谷 幸一 先生

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