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霜柱はどうやってできるのですか?
(5歳、女の子)
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おねえさん:どこで見たことがあるのかな?
女の子:畑のところ。
柳田先生:霜柱って氷だって知っているかな?
女の子:うん。
柳田先生:氷って水が冷たくなるとなるって知っているよね?
女の子:うん。
柳田先生:霜柱は地面の中に染み込んでいた水が、外があんまりにも寒いので凍ってしまってできるものなのね。そして、凍るときは地面の近くの水が凍って、地面の下にある水も凍ります。氷っていうのは、水が氷になると大きくなるんですね。つまり、ふくれるんです。
それで、地面のからググッと持ち上がってくるんですよね。だから、水が土から出てきてから凍るのではなくて、土の中で凍って、持ち上がって、凍っては持ち上がりというのを繰り返しているんです。
そして、これを調べ上げたのは、学者ではないんですよ。昔、高校生だったお姉さんがずっと研究して調べたんですよ。だから、あなたも色んなものをよく見ていると、すごい発見ができるかもしれないよ。
空想科学研究所主任研究員の柳田理科雄 先生
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