いきもの
Q. 夏はお部屋に日が入ってこなかったのですが、秋になったらお日様の光が入って来ました。なぜですか? (5歳 男の子)
A. 森田先生:それ、自分で見つけた? それともお父さん、お母さんに聞いたの?
男の子:お母さんから言われた。
森田先生:自分では見つけた?
男の子:見つけたよ。
森田先生:自分でも分かった?
男の子:うん。
森田先生:すごいな。
男の子:きのうから分かった。
お姉さん:きのうから見つけたんだ。
森田先生:それ、自分で見つけたってすごいことなんだよ。ふつうの人はボーッとしているだけでね、そんなことあんまり考えないの。だけどね、毎日毎日見ていると、「そういえば夏と今、ちょっと違うな」ってわかるよね。植物なんかは花が咲いたりして分かりやすいけど、実はお日様もそうなんだよね。お日様って言うのはね、夏の時には、頭の上というか、真上から照らしているんですよ。真上から照らしていると、おうちの中だと屋根があって、お日様は入ってこないでしょ。ところが、だんだん秋から冬になると、お日様は横の方から照らしてくるわけ。横から照らすってことは、窓とかからおうちの中に入ってくるでしょ。つまりそれが、秋や冬になるとお日様の光がおうちの中に入ってくる理由なの。今はまだまだ途中だから、どんどんこれからキミのおうちの中にお日様の光が入ってくるよ。だから、今日から少しずつね、鉛筆でもヒモでもいいから、光が来たところにしるしをつけておくといいよ。正午なら正午、って同じ時間じゃなきゃ絶対にダメなんだけど、鉛筆なんかをピシッと「ここに太陽の光が来てます」って置くわけ。で、その後1週間ぐらいたってから、また同じ時間の同じ場所に置いてみる。そうするとね、どんどん光が入って来ているってことがわかるから見てみて。おもしろいよ。
おねえさん:おうちの屋根に邪魔されないところまで太陽が動いたということなんですね。

お天気キャスター:森田正光 先生

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