いきもの
Q. なんで天気雨はふるんですか? (小1 女の子)
A. 森田先生:天気雨はいつ見たんですか?
こども:忘れた。
森田先生:雪も晴れてても降ることは知ってる?
こども:知らない。
森田先生:どこに住んでるのかな?
こども:千葉県船橋市。
森田先生:あんまり雪降らないからね。天気雨って、空が晴れてるのに雨だけが降ってくるってことでしょ。不思議だからね、昔の人はキツネにばかされていると思って、キツネが嫁入りをするということで、キツネの嫁入りっていっていたんだね。キツネが嫁入りをするときに天気雨を降らせるんだって思っていたわけ。でも今はそんなことはないということがわかっているんです。雨ってどこから降ってくる?
こども:雲から。
森田先生:そうそう雲。雲って何メートルくらいの高さだと思いますか?
こども:ん〜。
森田先生:だいたい3千メートルくらいから。最低でも。3千メートルだよ。
こども:そーなんだ。
森田先生:そうするとそこから雨が最初に落ちてくるでしょ。そうすると、地上に届くまでに10分ぐらいかかるんですよ。そうすると、その10分ぐらいの間に、雲が消えちゃったら、自分の頭の上には雨がふっているけど、空には雲がないってことになるでしょ。あるいは、10分の間に、雲がどっかいっちゃったらどうなる?空は晴れているのに、雨だけ降っているってことになるでしょ。そういうことなんですよ。天気雨ってのは。
こども:そうなんだ。
森田先生:だから、10分前には、必ず雲があって、雨をふらせていたわけ。だけどもその間に、地上にまだ届いて来ない間に、雲がどっかいっちゃって、あれ、不思議だな、雨だけ降っている・・・ということになる。そでが天気雨なんですよ。
こども:そうなんだ。
おねえさん:じゃあ、雲のとこから雨が離れて地面にたどり着くまでの間に、雲がどっか行っちゃってる?
森田先生:わかった?
こども:わかったあ。
おねんさん:すごい。そんな仕組みになっていたんですね。ちょっとびっくりしたね。

お天気キャスター 森田正光先生 先生

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