いきもの
Q. 「ひまわり」とか「アメダス」のほかに、天気を観測するものがありますか? (小4・男の子)
A.

ひまわりやアメダスのほかにも「レーダー」があって、今雨がふっているかどうかとかを調べたりしています。雲の量がどのくらいあるかを調べることもできますよ。今はね、コンピューターでいろいろと天気の情報が出てくる時代なんで、あまり空を見ることがなくなりました。でも、私たちがお天気を知りたいなぁと思ったらまず外に出て空を見ることからはじめます。それがとっても大事なんです。たとえば、ちょっと外が湿った空気が流れていると、「あ、もうすぐ雨が降るんじゃないのかなぁ」と体で感じることができるでしょう? まずはそれが一番なんです。 それからひまわりやアメダスの情報などをいろいろ見ます。毎日毎日天気図を見ていたり、ひまわりの写真を見ていたり、台風のときなどの雲の状態なんかを見ていると、あまりよく分からない天気予報図もだんだんわかってきますよ。その他、「船」や「飛行機」からデータをおくってもらったりもしています。気象予報士は、世界中からデータが集ってくるデータをしょっちゅう見ているということと、そして肌でお天気を感じるということを大切にしています。


気象予報士:石井 和子 先生

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