いきもの
Q. なんではれや雨があるんですか? (小3・男)
A.

うーん、むずかしい。「人間ってなんでいるんですか?」と同じぐらいむずかしいなぁ。なかなか本当のところはわからないんだけど、ただひとついえることはぼくたちの住んでいるちきゅうには「水がある」ということです。海にはいっぱい水があるでしょ。川にもいっぱい水があるでしょ。その水が氷(こおり)や水じょう気、それからくもになったりと、いろいろと形をかえるわけ。

こども:くもも水じょう気でできているんですか?

そうそう、よくみるとおふろのゆげといっしょで、水のつぶなんだよ。おふろのゆげをじーっと見ていると、つぶが見えることがあるよ。あれは飛行機にのっているときにくもの中に入ると、キリの中に入ったように見えるんだけど、キリもくもだよね。そういうふうに、水はちきゅうの上でいろいろと形をかえているんです。ですから、空気に水がみんなとけこんじゃっている時は「はれ」。それからくもになっているときは「くもり」、そして空気にとけきれなくて水になってでてきちゃうと「雨」といったぐあいなんだ。そして、その雨が川になって海にいって、それがまた太ようの力でじょうはつして空気にとけていって・・・というふうにくりかえしていくの。わかったかな。


お天気キャスター・森田 正光 先生

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