いきもの
Q. オゾン層の穴が開いてしまっているところを治すことはできるのですか? (小6・おんな)
A.

地球が生まれてからどのくらいしてオゾン層ができたかはよくわからないんだけども、空気がもうそろそろないなあという高度1万メートルくらいの所にオゾン層はあって、これが太陽からくる光の紫外線をうまく吸収してくれて、人間の生きる条件をよくしてくれたんです。

ところが、これが人間の発明したガス(フロンガス)によってこわされているということに気がついたのが、少し遅かったかもしれないんですね。だから大きな穴が開いてしまって、そこからは紫外線がじかに地球にとどいてしまって、そのためにひふガンが増えたり、いろいろと大変な問題が見つかっているんです。

オゾン層の穴を治すことは技術的には大変むずかしくて、むしろ地球を自然のままにおいておくと、いつかオゾン層が自然に治るんではないかということに今は期待しているようです。

でも人間はいろんな知恵をだしますから、このオゾン層を修理する方法もやがて見つけだすかもしれません。それまでに、オゾン層に穴を開けてしまうようなことを今生きている人間たちはやめなければいけないと思いますね。


自動車評論家・三本 和彦 先生

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