いきもの
Q. バーコードはなんで赤いランプに当てると「いくら」って分かるんですか? (小1・男)
A.

バーコードを見たときに、品物が違うとバーコードが違うって分かった?

こども:はい

比べてみると違うんだよね。線の太さが違ったり、間隔が違ったりするんです。
で、あれがどうなっているかというと、品物の種類ごとに全部模様が違っているのね。それで、そのバーコードの太さや間隔を見ると、どの品物か分かるようになっているの。

もっと詳しく言うと、赤い光を当てると、光というのは白い部分には反射するんです。でも黒いところには反射しないの。そうやってバーコードの形を見分けるのね。
それで、見分けたらどうするかと言うと、レジにある機械がその品物の番号を読みとるの。この機械の中には「この番号はいくら」って一覧表みたいなのが入っていて、機械は一覧表の中からその番号の値段を見つけ出すわけね。だから、バーコードを光に当てるだけで「この商品はいくらですよ」って分かるようになっていて、レジの人はキーボードを打たないでもいいようになってるんです。もし品物の値段が変わっても、機械の中にある一覧表の値段を変えるだけでいいんで、品物には作るときに固有のバーコードを付けてしまえばいいんです。

そういう仕組みですね。わかったかな?


ロボット博士・橋本 周司 先生

[戻る]