いきもの
Q. 今「アイボ」という犬のロボットが、ボールとじゃれてるのをテレビなどで見ますが、どういう仕組みで出来ているんですか? (小6・おんな)
A. 僕もあのロボットを買いたかったんですけど、買えませんでした(笑)。

中の仕組みは、企業秘密で教えてもらえないと思うんですけど、多分ですね、ボールを見つけることができるのは、目の部分にテレビカメラが入っていて、丸とか、ボールの形ではなくて、黄色いボールだとか、赤いボールだとかという、ボールの色で見つけられるんだと思います。そして、それを見つけたら、見つかった方に足が向くような仕組みに作っているんですね。さらに、近づくけれどもボールを握ることはできないから、ボールがまたどこかに転がっていっちゃって、またその色を追いかけて行く。そうすると、それがちょうどじゃれている様になるんですね。

今は高い値段ですけれども、おそらくもっともっと何百倍もお金をかけて開発されたんだと思いますよ。もうちょっと待っていると、テレビゲームみたいなもので、体を持っているゲームが出来ると思いますよ。

それとあと、学習能力というのは、初めて会った時には大したことが出来ないんですけれども、遊んでるうちにロボットがだんだん慣れて覚えてきて、上手く応答出来るようになっていくっていう仕組みなんですよ。

ロボット博士・橋本 周司 先生

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