おんがく・え・ずこう
Q. 音楽のコンクールで緊張しているときどうすればいいですか? (小5、女の子)
A. (「出張こども電話」で、スイミングスクールの女の子の質問)
おねえさん:何かを楽器をやっているのかな?
女の子:学校で金管バンドをやっています。
青島先生:コンクールは誰でも緊張するんですよ。逆に緊張するためにコンクールに出ているところはありますね。私はその緊張している時に、どれくらい力が出せるかを試されている気がします。おそらく水泳も金管バンドもコンクールで緊張するのは同じですけど、違うところは水泳は一人やりますけど、金管バンドはみんなやりますよね。その中でみんなと仲良くしていれば割りと緊張はしないと思う。ですから、本番の寸前に何かおまじないみたいのをみんなで決めておけば良いんじゃないかな。例えばみんなで「せーの」とか「やるぞ!」とか言うとかね。歌い手さんがよくやる手なんですけど、手のところに「人」という字を書いてそれを3回なめると、人をのむという意味になって何とかなっちゃうという人がいました。それから舞台脇に付いている舞台監督さんとかは、世界中であるんだけど、「トイトイトイ」というおまじないがあって、それを言うと、うまくいくというのあります。だからどの国の人も「トイトイトイ」と言うと、にっこりして出て行くというのがあるの。まあ、やることはやったら、あとは運を神様に任せるだけなので、そういう時にはそういうおまじないはしたほうが良いかもしれないですね。

作曲家でピアニストの青島広志 先生

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