おんがく・え・ずこう
Q. どうしたらリズム感が良くなりますか? (小学2年 女の子)
A. おねえさん:どういう時、リズム感がとれないのかな?
こども:音楽の時間とか…
青島先生:私も実はリズム感が良くないです。良くなる方法としては、こういうのがあります。例えば、何か弾きます。これと一緒に体を動かしましょう。左と右に動き始めるじゃない?ワン・ツー・スリー、ワン・ツー・スリー、ワン・ツー・スリーとか、ワン・ツー・スリー・フォー、ワン・ツー・スリー・フォー、ワン・ツー・スリー・フォーとか。音楽に体をのせて体を揺らしてるのが一番良いんですよ。そして、私たちって、街やなんかで色々な音楽を聴いてますよね。そしたらね、それに合わせて踊っちゃうといいと思います。その人だけがおかしく見えるかも知れないけど、みんなでそうやればね、全員がリズム感がよくなると思うんです、私は。音楽というのは、踊りとすごく結びついてるんですよ。音楽の始まりは歌と言うより、踊りなんだって私は思ってます。必ず何か音楽を聴いたら踊ってみて下さい。音楽とは、必ず強いところと弱いところがあるわけ。強いところでは、大きな動きをしたくなるし、弱いところでは、あんまり動いちゃおかしいということがわかってくるの。そうすると、リズム感がものすごくよくなって、先生にもほめられると思います。
おねえさん:耳だけじゃダメということなんですね。
青島先生:やっぱり体を動かさなくちゃダメなんです。

作曲家 ピアニスト 青島広志 先生

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