おんがく・え・ずこう
Q. 絵はどうやればじょうずに描けるのですか? (小2・男の子)
A. 八代先生:あなたは絵が好きですか?

こども:あまり好きじゃないです。むずかしいんです。

八代先生:そうだよね。そう思うよね。でも、むずかしくないんだよ。絵はね、自分が感じたように描けばいいの。かわいいと思えば、かわいいという気持ちで描けばいいの。すなおに自分の気持ちが感じたように描けばいいの。色も思ったようにぬればいいのよ。10歳なら10歳の絵、その時の感覚で描けばいいの。
たとえばこのお花きれいだなぁと思うことがあるでしょう。そうしたら、そのように描けばいいの。きれいならばきれいなように色をぬればいいし、きれいだねという感覚で自分が思えばいいの。動物ならばかわいいなとか思いながら描けばいいの。そうすると「あっ、絵って楽しいな」と感じられるし、あなたが描こうとする絵も「ありがとう」って、きっと思ってくれるよ。絵とね、お話をするんです。
たとえば、あなたは大好きなものが有りますか?

こども:うーんとね、サッカーが好き!!

八代先生:それならサッカーボールを描くといいよ。サッカーのボールって、もようが「6かくけい」でしょう。じつはわたし、そうなってるってぜんぜん知らなかったのよ。
この間わたしのワンちゃん・ゴンタがサッカーボールをけっているところを描いたのよ。すごく楽しく描いていたんですけど、その時「あっこれって6かくけいなんだ」とわかったんです。絵ってそういう風にじっくりかんさつして描いているといろいろなことを教えてくれるよ。

歌手:八代 亜紀 先生

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