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流れ星はどうしてとちゅうで消えてしまうのですか?
(小6・女の子)
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福永先生:あなたはどこで流れ星を見ましたか?
こども:「流れ星があるよ」と言われて、朝早く4時ごろに起きて、おうちのベランダから見ました。
福永先生:その時の流れ星は、どのように見えて消えましたか?
こども:いっしゅん光ったと思ったら、パッと消えてしまって、「あーぁ」という感じです。
福永先生:「あーぁ」って感じだよね。3回、お願い事できました?
こども:言えませんでした。
福永先生:そうだよね。とても早口になってしまうものね。あなたは流れ星って何が光っていると思う?
こども:星がこわれたかけらですか?
福永先生:そう、流れ星は星のかけらが光っているものなんです。じゃあ、流れ星のもとの大きさはどのくらいの大きさですか?
こども:人の頭ぐらいだと思います。
福永先生:そうか。サッカーボールぐらいのイメージかな? でもね、じっさいの流れ星のもとは、砂場の砂ぐらいの大きさなんですよ。
こども:えーっ!!
福永先生:すごく小さい! 数ミリメートルなんです。2ミリか3ミリあれば、大きいほうです。この小さな粒が宇宙をただよっています。そして、それが地球の引っ張る力にひっぱりこまれます。でも地球には空気があるよね。だから空気とぶつかってこすれあって、ものすごいエネルギーが生まれます。それが、光りながら走ってもえて、最後は地球の空気の中にまざってしまうんです。だから、地球の空気の中には流れ星だったものがたくさんまざっているんですよ。
もし、あなたが言ったサッカーボールぐらいのものが落ちてきたら、それはとちゅうで消えずに地面までとどいてしまいます。それは「いん石」と言います。
まちだ東急スターホール:福永 則子 先生
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