その他
Q. コロッケさんの「五木ロボットひろし」というネタを見ました。ネタのアイディアはどこで生まれて、どのように練習するのですか? (中2、男の子)
A. コロッケ先生:アイディアは色々な映画を観たりしました。わたしは中学生の時から色々なものを見るのが好きで、頭の中に入っているものがあるのです。映画の中で一番気になったのが「ロボコップ」という映画でした。
おねえさん:知っていますか?
男の子:知りません。
コロッケ先生:ロボットの刑事が悪い人たちをやっつけていく映画です。この映画を観ている時にふと、「あっ!ロボコップが違う人だったら、誰なのだろう」と思いました。
おねえさん:もし、知っている人ならばということですね。
コロッケ先生:最初に思いついたのが五木ひろしさんでした(笑)。五木さんだと思ったらロボコップで動いているロボットの刑事がずっと五木さんに見えたのです(笑)。
杉田先生:へぇ〜。
コロッケ:わたしはちょっと変わっていますから(笑)。それでどうにか歌いながらできないかなと思って、アイディアは自分で色々な音を足していって、ロボットの音などを見つけて曲の間に入れていきました。
コロッケ先生:ですからあなたも好きなことがあったら自分なりに、「これはどうかな?」「これは違うよね?」と思いながら何か1個でも2個でもいいので、アイディアを自分なりに入れていくと良いと思います。それが慣れていくと、どんどんどんどんそのアイディアが癖になって増えていきますから、色々なことを考たりやってみた方がいいです。あなたは何が好きですか? 将来何かやりたいことはありますか?
男の子:将来は、あまりまだ考えてないです。
おねえさん:探している最中なのですね。
男の子:はい。
杉田先生:音楽を聴いたり、映画を観たり、そういうところから色々と見つかるかもしれませんね。
佐藤先生:当たり前のことを当たり前と思わない方がいいかもしれませんね。
コロッケ先生:わたしの場合もそうでしたね。
佐藤先生:色々なものが融合されてポンポンとアイディアが生まれるかもしれませんね。
杉田先生:そうですね。
コロッケ先生:例えばモノマネをする時に、「ご本人は本当はこうなのかもしれない」という別のところから色々とアイディアを増やしたことありますね。
おねえさん:想像してみるということですか?
コロッケ先生:そうですね。
おねえさん:思い浮かんで実際にできるまでの間の練習というのは具体的にどういう練習をして、どのようになっていくのですか?
コロッケ 先生:歌の場合でしたら歌をまず練習します。これは普通の形ですよね。ですから一番気をつけているのは第一印象、第二印象、第三印象という第一印象で、ふっと見て、「この人はよく動く人だ!」「この人は静かな人だ!」など、そのイメージを3つくらい特徴づけたら、「この人はあくびしそうな顔で歌っているな!」「眠そうな顔しているな!」など、それを加えてプラスアルファを付けていくと自然と、「静かなのにあくびをしよう!」「眠そうだから逆にもっと動いてみよう!」などと違う発想を加えたりします。
おねえさん:練習は家でするのですか?
コロッケ先生:家ではあまりしませんね。
おねえさん:どこでするのですか?
コロッケ先生:だいたい車の中か地方に行く時は宿泊先のホテル、友達とカラオケで歌っている時もありますね。
杉田先生:そのへんはやっぱり天才ですよねえ。観察力は大事かもしれませんね。
コロッケ先生:練習する時に気をつけないと、わたしは変な動きばかりしていますから、たまたま音が流れていない時に隣の家の人に見られたことがありました(笑)
一同:(笑)
コロッケ先生:それまで隣の家の人とは普通に会話をしていたのですが、それからは会話が弾まなくなってしまいまして…。
男の子:(笑)
杉田先生:誤解されないような場所で練習すべきですね(笑)
おねえさん:あなたはモノモネをするのですか?
男の子:しません。
杉田先生:身近な人から、例えばお父さん、お母さんのマネからすると良いですね。
コロッケ先生:自分で好きなものを決めたら一生懸命アイディアを出して一生懸命練習をして下さい!

モノモネタレントのコロッケ 先生/女優の杉田かおる 先生/体操インストラクターの佐藤弘道 先生

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