その他
Q. のび太くんはどうしてドラえもんにいつも頼ってばかりいるのですか? (小2、女の子)
A. おねえさん:のび太くんは自分でがんばればいいのにと思うの?
女の子:うん。
のび太:ぼくはね、やっぱりドラえもんに甘えたくなったちゃうんだよね。
ドラえもん:しょうがないなぁ。
のび太:でも、時々は自分でがんばっているときもあると思うんだよ。
おねえさん:例えば、こんなことはドラえもんに頼らなかったぞということはありますか?
のび太:勉強を自分でやってみようとかというときはあるんだよ…。
ドラえもん:そうだね。ぼくの道具も出すんだけど、故障しているときもあって、そういう時は自分でがんばったりしていることもあるんだよね。
のび太:そう。時々、ちゃんと学ぶことはあるんですよ!
ドラえもん:ぼくだって、見守っていた時だけってこともあるんだよ。温かい眼で見守っているもん。
おねえさん:そうなんですってね。以前、のび太くんは一人で、ケン玉を練習してがんばってできるようになったとか…。
のび太:そうそう。どうしてがんばったかというと、ケン玉ができなくちゃ家に帰れなかったから。それで、できるまでがんばったんだけどね。
 それに、一応がんばって勉強はするんだよね。だけど、勉強するのは長くて3分30秒が限界かな。
ドラえもん:すごいんだよ。のび太くんにしてはね。
渡辺先生:のび太くんの良いところは、ドラえもんのためにがんばったりするところだよね。前に、ドラえもんに休日をあげたいと言ったときに、のび太くんがきょう一日はドラえもんに頼らないと言って、どんなときも一人でそのときはがんばったもんね。
のび太:そう。そういう時もあるんだよ。

のび太くん/ドラえもん/小学館ドラえもんルームの渡辺朗典 先生

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