その他
Q. なぜ、大人は背が伸びないの? (小3、女の子)
A. 浅草キッドの博士先生:私はこどもの時から背が伸びなかったです。いつも一番前でしたからね。伸びる人、伸びない人がいると思うんですけど、大人になると、18歳ぐらいで背は止まってしまいますね。
おねえさん:おねえさんもあと、7センチぐらい伸びたいんですけどね。
浅草キッドの玉ちゃん先生:伸びなくなることが大人が完成形だから、もう伸びなくなるんじゃないですか。
おねえさん:それでは伸びなくなったら大人ということですか?
玉ちゃん先生:それで良いんじゃないですか。
ピーコ先生:背が伸びているというのは成長する細胞が、何歳になると無くなるといういことなんですか、柳田先生?
柳田先生:逆に人間・生き物は体の大きさはこれぐらいで止めましょうという遺伝子が入っているんですね。人間はこれぐらいの大きさで暮らすのがちょうど良いような手や足の長さになっているんです。これが身長5メートルぐらいだったら、色々困ると思うんです。だから、ある程度時間が経ったら、成長を止めましょうという遺伝子があるんだそうです。
ピーコ先生:成長するというのは、何か先端に成長する細胞があるんでしょ。
柳田先生:先端というよりは骨の先っぽ、例えば、足の骨だったら、モモのところとヒザのところ。
玉ちゃん先生:私が中学生の時、成長で足とか痛くて痛くて寝られないぐらいでした。
ピーコ先生:骨が伸びるのにヒフや筋肉が成長に追いつかないということがあるのね。
博士先生:それで、成長が止まるのは、なぜなんですか?
柳田先生:例えば、10代の終わりになると、生き物としての話ですが、こどもを生める体になるような体が完成形と言えるのではないでしょうか。でも、魚とかはこれぐらいで成長を止めましょうという遺伝子は入っていないんですね。だから、コイでも凄く大きなのもいますよね。
玉ちゃん先生:大人は背は伸びなくなるけど、他のものを伸ばそうとしますよね。それが勉強だったり、知恵だったりするんですよ。

お笑い芸人の浅草キッドのお二人/空想科学研究所主任研究員の柳田理科雄先生/ファッション評論家のピーコ 先生

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