その他
Q. なんでムシキングはジャンケンで勝負するのですか? (男の子、小5)
A. 植村先生:それはね、親子で遊べるゲームを作りたかったからなんですよ。それと、私の子供は、今、君と同じ5年生なんだけど、まだ小さかったころに、一緒に遊びたかったんだけれど、難しいルールにしたら一緒に遊べないよね。だから、ジャンケンなら小学校1年生ぐらいからでも分かってくれるので、ジャンケンを使ってみました。
男の子:へぇ〜。
おねえさん:確かに幼稚園生のお友達も出来て、すごくシンプルですね。
柳田先生:そうですよね。ジャンケンって「グー」が一番強いとかって、絶対に決まっていないですもんね。その場で相手が何を出すかによって強さが変わってくるからすごく高度なゲームだと思いますね。
おねえさん:お互いに3つと3つの「手」しか持っていないけど、組み合わせが沢山あるわけですからね。
植村先生:ムシキングのジャンケンでは「グー」「チョキ」「パー」の中で1個だけ強いのがムシによって決まっているんですよ。グーが強い虫、パーが強いムシと言った具合に。みんな強い技を出したいんですけど、特にムシキングは「一人用」とお友達と戦える「対戦用」というのもあるんですね。そのときに、自分の強いジャンケンの「手」を決めたいわけですよ。それで、グーだったらグーで決めてくるだろうなという、相手が予想して戦うということも出来る変わったジャンケンなんですね。
おねえさん:なるほど、ムシ自体の力が強いからジャンケンに勝てるというわけでもないし…。
柳田先生:つまり、グーで勝ったらこの技が出せる、パーで勝ったらこの技が出せるというのが色々決まっていてて、グーの技が得意なムシとパーの技が得意なムシがいるわけですよね。相手のムシがどんな技を持っているから分かっていないと勝てないゲームなんですよね。難しいジャンケンですよね。
植村先生:そうですね。
おねえさん:つくりはシンプルだけど、戦い方は色々あるということですね。

ムシキングエグゼクティブプロデューサーの植村比呂志 先生

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