その他
Q. このあいだ、明太子(めんたいこ)を食べたのですが、明太子は「魚のタラのこども」で、「たらこ」をからくしただけなのに、なんで「めんたらこ」じゃないのですか? (小4・女の子)
A. 中山先生:ははは!! そうだよね。でもね、これはちょっと読むときに区切るところがちがうのね。
「たらこ」というのは、タラの子だよね。だから、「たら」・「こ」なのよ。ちなみに、たらこは「スケトウダラの子」です。
そして、明太子の「明太」というのは、外国の言葉・朝鮮語で「スケトウダラ」のことなんです。だから、「明太」「子」なのね。「明」「太子」と区切らないで、「明太」で区切って「子」なのね。
だから、「たらこ」も「明太子」も意味は同じで「タラの子」なんです。日本語だと「たらこ」。そして、それを唐辛子で辛くするのが朝鮮の料理方法だということで「明太子」。わかったかな?

作家:中山千夏 先生

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