その他
Q. どうして選挙はみんなが書いていることをみてはいけないのですか? (小3・女の子)
A. 福島先生:
選挙の時に、もし誰が誰に票を入れたか分かってしまったら、「あ、あいつは投票用紙に俺のことを書いてくれないんだ。ほかの人間のことを書いている!」って、いじわるをしたり、いじめてしまうということが起こってしまうかもしれません。例えば、100人の町があって、その町長さんを決める選挙があったとします。そこで10票反対票が入ったとしたら「俺に反対した10人はどいつだ!!」となってしまったりするかもしれませんよね。そういったことが起こらないように、選挙の時は、誰が誰に投票したのかわからないようにしているのです。
人は何を考えて誰に投票するのか、とっても自由なんです。そういった中で、人を支持する、何党を支持するなど、その人がこんな考えだよというのがオープンになるのが、いやな人もいると思うのです。
あなたも自分の日記には本当の自分の気持ちを書いたりしませんか? だから、本当の気持ちがきちっと反映されるためには「ほかの人にはわからないほうがいい」となったんですね。もしかしたら、学校などでも同じような選挙が行われることもあるかもしれないので、覚えておいてくださいね。

社民党 党首:福島瑞穂 先生

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