その他
Q. 校長先生はお年寄りが多いけど、若い校長先生はいますか? (小4・男の子)
A. 樋口:君の学校はどうだい?

こども:お年寄りの校長先生です。

樋口:そうか。君は校長先生や教頭先生がどうやって決まっているかって聞いたことあるかな?
校長先生や教頭先生というのは、試験をうけてなるんです。そういう試験をパスして少しずついろいろな役目をする先生になっていくです。
たくさんいろいろな経験をして自分なりの勉強をしていろいろなことに対応していく事を身につけていかなくてはなりません。「若い」と経験が少なかったりもしてしまうよね。試験自体は受ける人がたくさんいます。でも、そういった理由でなかなかパスしないんですね。しかし、これからは若くて校長先生になっていく人もこれから増えていくかと思いますよ!!
今まで日本の仕組みと言うのは、年功序列(ねんこうじょれつ)といって歳を取った人が順番でなっていったんですけど、これからの時代にはその形じゃやっていけないということで、若くても力のある人に仕事をさせていこうということになっていくと思います。だから、これから若い校長先生が増えるのではないでしょうか。
それから君の学校の近くで女性の校長先生や教頭先生がいますか?
昔はとっても少なかったですけど、最近は女性の先生がたくさん校長先生や教頭先生になっていく。要するに男女平等(だんじょびょうどう)が広がっているんですね。今は、古い仕組みと新しい仕組みが入れ替わる途中になんですね。だから、これから学校も明るく元気になっていくんじゃないでしょうかね。君は、若い先生がいいですか?

こども:僕はどっちでもいいです。

樋口:ははは。君は校長先生とお話する機会ありますか?

こども:学校で残り勉強みたいなものがあって、それをやると参加証がもらえてそれを3枚集めると校長室で、給食が食べられるんです。

樋口:なるほど。じゃあ、その時にいろいろな話をしていると良いかもしれませんね。

青山学院初等部 部長:樋口 善一 先生

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