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バスに乗っているとスピードが早いからどんどん景色がすぎていってしまうんですね。
だから案内をする時に一番気をつけることは、案内する場所が見えてくる前に案内をするということです。そうしないと、案内をしても案内が終わる前に通り過ぎてしまうことがあるんですね。するとお客さんは、どっちを見たらいいかも分からなくなってしまうんですよ。
案内する場所が、見えなくても案内するというのが一番大変ですね。東京を走っていると案内する場所が次々出てきてしまうので、「右! 左!」とお客さんに見てもらわなくてはなりません。すぐ案内する場所が過ぎていってしまうんですよ!!
今度、バスに乗った時にガイドさんがいたら、ガイドさんがいつ頃から話し始めて案内しているかちょっと見てみてください。
株式会社はとバス バスガイドさん:永重 奈津子 先生
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