きっとニュースに”きょうみ”がないのではなくて、ニュースのことが分からないんじゃないですか? 分からないことは、はずかしいことでも何でもありません。ニュースってちょっとむずかしいからね。だからニュースをテレビや新聞で見た時、「これはどういうニュースなのか」ということをつねに誰かに聞くといいと思います。それはお父さんお母さんかもしれないし、次の日学校に行って学校の先生に聞くのかもしれないし、近所のおじさんかもしれないし、そういう人に「どういうニュースか」聞くといいです。教えてくれる人さえ見つければ、あのだんだん分かってきますよ。分かってくればきっと面白いと思います。私も、小学生の時は新聞を読んでも何も分かりませんでした。ただ、今では小学生新聞みたいなものもあるから、そういったものなら分かりやすいかもしれないね。きっと、”きょうみ”も出てくると思います。
あとは、小学校に行く道の途中でいっぱい車が走っている所ってあるよね。そういうところは「何で車がいっぱい走っているのか」なんていうこともニュースや政治とかんけいがあります。そういった毎日のできごとに疑問を持ち始めるとだんだんニュースって面白くなっていきますよ。
TBSラジオ記者:武田 一顯 先生 先生
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