その他
Q. なんで世界の言葉はみんなバラバラなんですか? (小4・男の子)
A.

永:きみは今、どこに住んでいるのかな?

こども:群馬県です。

永:群馬に住んでいるんだね。群馬県には群馬県の言葉があるし、青森県には青森の言葉があるし、沖縄県には沖縄の言葉があるんですよ。だから、世界の言葉というのは、世界中の方言だと思えばいいわけです。住んでいる人たちが一番通じあう言葉を使っているんです。今、スタジオには舞の海先生がいるけど、舞の海先生はなまりがないですね。

舞の海:僕はもともと青森・津軽弁(つがるべん)を使っていました。今でも、青森に帰れば、「気持ちいい」というのを「あずまし」って言うんですよ。

永:こう言ったように津軽でも群馬でもそれぞれ使っている言葉が違っているんですよ。イタリアではこういうふうに言う、ブラジルではこういうふうに言うといったようにそれぞれの世界でそれぞれ一番通じる言葉を使っているから、みんなバラバラなんですよ。世界の言葉を使っているとだんだん通じる意味が違ってくると言うのがわかってくるでしょう。津軽弁で話ができれば津軽ととっても仲良くなれるというわけですね。


放送タレント:永 六輔 先生

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