秋田に行くということですので、おいしい「ひもの」がたくさんあると思います。くんせいというのは、本当は魚をかわかしたり、塩づけにしたりということをしなくてはなりません。しかし、ひものを使うとその手間が全てすんでおりますので、ひものとスモークをつくるためのスモークウッドと、ちゅうかなべとボールとさかなをのせるためのあみで、くんせいが作れます。スモークウッドというのは、くんせいを作る時のけむりを出すためのもので、さくらやクルミの木のおがくず状にしてかためたチップです。それに火をつけるとお線香のように燃えます。これはアウトドアグッズを売っている所とか、ホームセンターなどで売っています。そのほか、おすすめのくんせいはチーズ。これは一番安いプロセスチーズです。僕も以前高いチーズを使ってやってみたんですが、すぐとけてしまいました。一番安いのが一番おいしいですよ。やりかたは、まずちゅうかなべを置きます。そこに火のついたスモークウッドを置いてあみを置きます。その上に、ひものを乗せてそこにボールを置きます。ときどき焼けこげていないかなどをかくにんしてください。ちなみに鉄でできた道具を使わないとこげてしまいますのでお気をつけください。

アウトドア料理の先生：鈴木　アキラ　先生