その他
Q. アンキロサウルスのしっぽはどうして丸くてとんがってるのでがあるのですか? (小2・男の子)
A.

ステゴサウルスのしっぽにトゲトゲが沢山あるように、恐竜のしっぽっていろいろなものがあります。では、アンキロサウルスはどんな恐竜だったんでしょうか。アンキロサウルスは、しっぽの先が、丸いたんこぶみたいになっています。さらにせなかがよろいでおおわれたワニみたいなせなかだったんですね。足はそれほど長くはなく体が重かったです。

あの恐竜は草を食べるので、自分からえさをとるためにほかの恐竜をおそったりはしません。しかし、ほかの恐竜に食べられたらこまります。だからほかの恐竜におそわれないようにしていました。ちなみに、アンキロサウルスが生きていた所には、あの有名なこわーいティラノサウルスがいました。ティラノサウルスが来た時にアンキロサウルスがどうやって体をまもったのでしょうか。

それは、カメみたいにうずくまってせなかを表に出して体を守ったんだそうです。せなかはかまれてもへいきだったようですが、ひっくり返されるとよわいんですね。そこでしっぽを横に振るそうです。そうするとしっぽが「とんかち」みたいになって、ティラノサウルスの足をボコーンとたたきます。そするうと、ティラノサウルスもゆだんしているといたくてたおれてしまうそうです。その間に逃げていたんですね。草を食べる恐竜は、きばこそするどくないですが、しっぽの先にとげがついたり、足を早くして逃げられるようにして、身を守ろうとしたんですね。


恐竜の先生 イラストレーター:ヒサクニヒコ 先生

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