たしかにいろいろなものを食べていますね。たとえば、お肉だったらダチョウ・ワニ・オオトカゲ・キリン・シマウマ･･･みんなおいしかったです。あとは、「えっ、こんなもの？」というのは、アマゾンでありを食べました。大きさは1.5センチメートルぐらいでした。これはフライパンでいためて食べたのですが、「サンショウ」って知ってますか？　うなぎの「かばやき」にかける黒っぽい粉のようなものなんだけれども、うなぎの「かばやき」にかけるサンショウのピリッが、そのアマゾンの大きなアリにはしました。また、オーストラリアで食べたアリは、ピンク色しているの。すごくかわいいのよ。で、そのアリはお水の中にいれてつぶして飲むんですよ。これね、レモンの味がしました。で、オーストラリアに昔から住んでいるアボリジニの人たちはかぜ薬だったようです。日本でもお母さんがあたたかいお湯の中にレモン入れてはちみつ入れてってしてくれますよね。ああいった味がしました。で、それでね。こういった具合にいろいろなものを食べました。だけどもそこの場所に行った時に、その場所の人たちが「おもてなし」としてくれた食べ物なのね。だから、「ようこそ、遠くから来ました。」という気持ちが入っているものなので、そういった時は、アリでもシマウマでも私はおなかをこわしません。それはなぜかというとその場所に行った時、その場にいる人たちが本当にやさしい目で「ようこそおいでくださいました」と言ってくださったものなんで、大歓迎のしるしなので、おなかをこわさないんです。
ただし、お菓子だとかを食べ過ぎるとすぐおなかは壊れます。どうしてですからねぇ。でも旅先で生のお水は飲まないようにしています。

『世界ふしぎ発見』ミステリーハンター：竹内海南江　先生