 |
富士山は大昔、ふんかしました。今も富士山の下にある“マグマ”というふんかするもとのようなものが、地面からふきだしたのです。そして、そのいきおいで富士山のてっぺんにあった石やすながバーンと飛んで、あたりにいっぱい広がってしまいました。こうして富士山は今では、山梨県と静岡県のりょうほうにまたがる大きなすそ野をもった山になったのです。高さ3,776メートルの富士山はこの「すそ野」がとっても広いので、とても大きな山に見えるんですね。
新幹線に乗って富士山を見ていると本当にに長い間、富士山を見ることができます。本当にどこから見てもきれいな形をしています。こんど大きくなったらぜひ登ってくださいね。あの美しい山は、海外からきた人たちも日本に来たらぜひ一度は登ってみたいと思うあこがれの山なんですよ。
登山家:田部井淳子 先生
|