その他
Q. 時計はなぜ右回りしかしないのですか (小3・男の子)
A.

わたしも小さい頃からいろいろ調べてみましたが、じつは「これ!」という答えはありません。しかし、2つ「これじゃないかな?」言われていることがあります。
ひとつは、チクタク動く時計がなかった頃に人間が使っていた時計が何だったか知っているかな?

こども:日時計です。

そのとおり、よく知っているね。日時計とは、たいらな板の上に棒を立てておいて、お日さまの光を受けたその棒のかげによって時間をみる時計ですよね。この日時計をぼくたちのいる北半球で使うと、日時計のかげというのは右回りに回っていくんです。時計を作ったような国はだいたい北半球にあるから、日時計の針が動いていくじゅんばんと同じように右回りにつくったのではないかと考えられています。これが一番多くの人が言っていることです。
そのほかでもうひとつ言われているのは、「たまたま右回りになったのではないか」ということです。さいしょに作ったのがたまたま右回りだったからそのあとぜんぶ右回りにしたのではないかといわれています。


雑誌編集者:山田 五郎 先生

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