その他
Q. 富士山(ふじさん)の高さはどうやってはかったのですか? (小3・男)
A.

まず、富士山(ふじさん)の高さは3776メートルです。「富士山のように3(み)7(な)7(な)6(ろー)」とおぼえてください。では、富士山が3776メートルだとどうしてわかったのか。それは、『三角測量(さんかくそくりょう)』というほうほうをつかいます。三かくけいというのは、とってもバランスがとれた形で、ある一方のかくどと長さがわかれば、ほかのところの高さがわかるのです。だから、富士山の下のほうのはじからはじまでの長さをはかって、そこからてっぺんにむかうかくどをはかることができれば、高さがわかるのです。ちょっとむずかしいですが、小学5年生ぐらいになったら、三かくけいのとくちょうをならうので、もうすこしまっててね。今は、富士山の高さは三かくけいのとくちょうをつかって、けいさんしたということだけおぼえておいてね。ちなみにどうぐは、ぼうえんきょうのようなものをつかいます。東京(とうきょう)の海の水面をゼロとしてはかっているのですが、海の水はなみによって高くなったりひくくなったりするよね。なので、いちばん波が高くなったところとひくくなったところのまん中をけいさんします。そして、「海抜(かいばつ)」と「標高(ひょうこう)」ということばがありますが、おなじいみなんですよ。それから、富士山のてっぺんには、お天気などをかんさつするばしょがあって、今どれくらい風がふいているかを調べるきかいがあります。それは10メートルの高さがあるので、その上は3786メートルということになりますね。


お天気キャスター:森田 正光 先生

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