その他
Q. 歩道にある大きな木の下を歩いていたら、どの木の下にいても水が顔にあたったのですけど、これは何の水ですか? (中1・女)
A.

雨がふっていたわけじゃないんだよね。いつごろのことだったのかな?

こども:きょねんの5月ごろで、おひるでした。

なるほど。いろいろあるとおもうのですが、そのきせつだと木にはどんどんあたらしいめが出てきているころだとおもいます。だから、「じゅえき」という木のしるがたれてくることがあります。そしてそのきせつは、はっぱを食べるむしもたくさんいます。だからそのむしのふんなどもいっぱいおちてきますね。

それに、あさからおひるにかけては、「夜露(よつゆ)」といって、くうきの中の水が、木のはの上で水てきになっておちてくることもあります。これは、はっぱがいきをしているしょうこなんですよ。

それからほかには、そばにある大きなビルのエアコンから水てきがおちてくることもあるかな。また、たとえ空がはれていても、とおくの空のくもから雨がふってくることもありますよ。それに、木にいるセミのおしっこってこともありそうですね。

とにかくいろいろなものがおちてくるかのうせいがあるので、そのときのようすをみていないと、はっきりしたげんいんはわかりません。だから、こんど水がついたら、すぐまわりをみわたして、いろいろとすいりしてみてくださいね。


イラストレーター:ヒサ クニヒコ 先生

[戻る]