その他
Q. ぼくはものまねを見るのもするのも好きなんだけど、いろいろな声を出すにはどのようなくんれんをしたらいいですか? (小4・おとこ)
A.

こども:長嶋監督(ながしまかんとく)がいんたいするときのネタをやります。
「私は今日いんたいをいたしますが、わが巨人軍(きょじんぐん)はえいきゅうにふめつです!!」

なるほど、長嶋(ながしま)さんがせんしゅがいんたいするときのまねですね。上手だね。ポイントはものまねする相手をとにかく好きになることなんです。テレビやラジオに好きな人が出てくると、その人になってみたいとおもうよね。その気持ちをわすれないようにして、自分のなかで何回かくりかえしまねしてみるとまねできるようになります。

だって、あかちゃんだって、まわりで話しているお父さんやお母さんの声を聞くことで、日本語を話せるようになるでしょ。ものまねもいっしょなんです。だから好きになってまねしていれば、なんだってまねできるとおもいますよ。

わたしはさいきん、田中真紀子(たなか まきこ)さんがしゃっべているのを見たり聞いたりして、「こんなにはっきり、しかもあんなにたくさんしゃべることができたらいいな」とおもいました。そこで、(いきなり田中真紀子さんのまねをしながら)「田中真紀子でございます、田中真紀子でございますけれども・・・わたしもなかなかもうしわけありませんとは思っているんですけれども」~といったかんじで、やってみました。(おもわずスタジオではくしゅ!!)ありがとうございます(わらい)。

まねするには、まず自分で「た〜な〜か〜ま〜き〜こ〜」とやってみるんです。つぎはそれを家ぞくのみんなに見てもらいます。家ぞくだと「にていないよ」など、はっきりしたことを言ってくれるからです。

それがOKなら、こんどは人の前でやってみます。そうしているうちにひとまえでやるゆうきもつきます。そこでほめられれば、これは自分のレパートリーになったなぁという感じになります。だからとりあえずは、キミの家ぞくの前で長嶋さんをやってみてください。

次はステージの上で会いましょう。がんばってね。


タレント:清水 ミチコ 先生

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