僕は昔、アラシ隊員だったんだけど、バルタン星人にやられたりしたときとか、ウルトラマンにはだいぶ助けてもらいました。4年前、阪神地方で大地震がありましたよね。その時、3歳ぐらいの女の子に「ウルトラマンは本当にいるの?」って聞かれて、「いる」っていったらね、「じゃあ、どうして助けに行かなかったの?」っていうんだよ。
「あー、大人はウルトラマンになって助けてあげなきゃいけないんだ」って思いましたね。キミはサンタクロースはいると思う?
こども:うん!
それでいいんだよ。それからね、キミたちはきっと「ウルトラマンみたいな人がいたらいいな」っていうことも思ってくれてると思うんだよね。
村井先生:きっといろいろなウルトラマンがいるんですよね。
例えば、ある時は消防士になって火事からみんなを守っているのかもしれないし、ある時は、おまわりさんとして助けているかもしれない、お医者さんになって痛いところを治してくれてるのかもしれないよね。
ね、だから、「いろいろなウルトラマンがいろいろな時に出てきてくれるんだ」って思っていてくれると嬉しいなあ。ひょっとしたらキミのお父さんがウルトラマンの変身した姿なのかも知れないよ。キミが困ったときにはきっと助けに来てくれるからね。
タレント・毒蝮 三太夫 先生
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