その他
Q. 花火があがったときなんで「たーまやー」とか「かーぎやー」って言うの? (小6・おとこ)
A. 昔、江戸に「鍵屋(かぎや)」・「玉屋(たまや)」という大きな花火やさんがあったんです。私が今いるのはその「鍵屋」の方なんですど、「鍵屋」は江戸時代からあって、今まで続いていて、340年の歴史があるんですね。
そして、鍵屋の7代目の時の番頭にのれん分けをしたのが「玉屋」なんです。「鍵屋」が本家で「玉屋」が分家というわけです。
つまり、「かーぎやー」も「たーまやー」も大きな2つの花火やさんの名前で、江戸のころから花火が上がるたびに「鍵屋」「玉屋」と掛け声をかけていたというわけなんですよ。
だからキミも今度花火が上がったのを見たら、大きな声で「鍵屋」「玉屋」って叫んでみて下さいね。

宗家花火「鍵屋」15代目・天野 安喜子 先生

[戻る]