ソーラーカーのぎじゅつは、もうレースができるほどにはったつしています。いろいろな自動車のメーカーや大学の自動車部の人たちがレースに出ています。だから「ソーラーバッテリー」と言われる、太陽の光をエネルギーに変えるシステムはもう実現しているんだよ。
ちなみに、いちばん速いと言われるソーラーカーは、時速100キロで走ります。ただ、自分が乗れるようなソーラーカーをてがるに買ったり、ソーラーバッテリーで走るタクシーが町の中を走るのはなかなかまだ難しいと思います。模型(もけい)ならば今でも買うことが出来ますけどね。
今では、太陽の光をエネルギーにかえる黒い板は、まだまだ電気を起こす力が弱いんです。しかし、もっと強い電気を起こすことが出来れば、ソーラーカーが町を走ることも遠い未来ではなく、出来ると思います。ただ、ちょっとねだんが高い車にはなりそうです。
自動車評論家:三本 和彦 先生
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