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学校で生き物係をやっていて、メダカを飼っています。どうやったら産卵させることができますか？ （小3、男の子） |
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おねえさん：メダカは何匹飼っているんですか？ 男の子：6匹です。 さかなクン：そのメダカさんはオスとメスが何匹ずついるか分かりますか？ 男の子：う〜ん。分かりません。 さかなクン：そうですか…。じゃあ、メダカってヒレの形をよく見るとオスとメスが分かるんですよ。まず、背中のヒレが少し欠けたような形をしている方がオスなんですね。少しくぼんだ形をしていて、お尻のヒレの幅が広くて大きいのがオスなんですね。それで、メスのヒレはきれいにスッと揃っていて、それでオスとメスが分かります。 だから、メダカに大切な卵を産んでもらいたいときは、オスとメスを6匹だったら、3匹ずつ入れたほうがいいかもしれないね。だから、その水槽（すいそう）のメダカが全部オスやオスだったら、産卵できないんですね。オスとメスがいなければ産卵できないので、まず、君が学校行ったらオスとメスが両方いるかどうか確かめてみてくださいね。そして、卵を産んでもらいたいときは、メダカさんは水草に卵を産みつけますから、水草を水槽に入れてあげるといいですね。水草は入っていますか？ 男の子：入っています。 さかなクン：よかった！ それで、これから春になりますと水の温度が上がってきてメダカさんがどんどん元気になってきますので、オスとメスがいれば卵を産んでくれると思いますよ。 おねえさん：例えば、メスが1匹、オスが5匹のようにバランスが悪いとよくないですか？ さかなクン：そうですね。メスが1匹だと、オス同士がケンカしてしまうことがあるかもしれないですね。バランスが保たれているといいのですがね。でも、水草がたくさんあるとそういうケンカが起こってもヒュッと隠れたりもできますので、水草は多く入れておくといいかもしれないですね。それと、1匹ずつのオスとメスが仲良くなったときには、別の水槽に入れてあげるのもよい方法の1つですね。 魚ナビゲーターのさかなクン 先生 |