いきもの
Q. 動物の寿命はどうして人間より短いのですか? (小3、女の子)
A. おねえさん:何か飼っているのかな?
女の子:おばあちゃんの家で犬を飼っています。
松本先生:ワンちゃんは人間より、時計が早いんですね。ぼくたち人間が1日、24時間生きるとすると、ワンちゃんたちはそれで1週間生きたことになります。約7倍、時計が進むのが早いんですね。だから、体の中で何か病気とかが起きると、その病気の早さも7倍で進むし、良くなる早さも7倍で進むんです。だから、ワンちゃんは病気になったりすると、「すぐに治るね」と言われるのはそういうことなんですね。時計の針の進む早さが違うんですよ。
おねえさん:なるほど。やはり、小さいワンちゃんの方が寿命は短いんですか?
松本先生:ワンちゃんに限っては、大きいほうが寿命は短いです。犬も心臓があるんですけど、大型犬も小型犬も心臓の大きさはあまり変わらないんです。大型犬は12、13歳とか…。小さい犬はもう少し長生きしますね。心臓にあまり負担が掛からないので。
おねえさん:ワンちゃんなら7倍ぐらいとか、猫ならこれぐらいの寿命とか、時計の進みが違うんですね…。
兵藤先生:1日ほったらかしにされているということは、一週間ほったらかしにされているということなんですね。だから、一緒にいる間は、密な関係をつくってあげるのが、お互い幸せだよね。
松本先生:だから、仲良くしてあげてね。
女の子:はい。

お笑い芸人でドッグアドバイザーの松本秀樹 先生

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