魚の鼻の穴見たことありますか？

こども：おうちの金魚で見ました。

良く見ると鼻の穴が2つあるの分かりますか？
でもじつは、魚の鼻の穴は「2つずつ」あるんです。というのも前の鼻の穴で、水を取り込みます。そしてにおいを感じます。そして取り込んだ水を後ろの鼻の穴で出します。トンネルのようになっているんです。だから穴は4つですね。魚によって穴のついている位置は違いますが、トラウツボという魚は、頭の上にりっぱな角があるんです。これじつは鼻の穴がのびたものなんですね。前のほうにも穴があるんですが、この穴で水を取りこんで、角のような鼻の穴で水を出すんですよ。あとは、サメですね。サメはにおいをかぐ力がすごいんです。何百メートルはなれている所のにおいでも感じることが出来るんです。血の1滴でもにおいを感じて突進してきます。あとは、タイですね。天然のタイは目のすぐ下あたりに鼻の穴が来るんですが、天然のタイだとちゃんと2つありますが、養殖のタイだとこの穴がつながってしまうこともあるんです。だから鼻の穴がつながっているとこれは養殖のタイだと分かりますよ。
魚の鼻の穴って色々ありますね。

魚ナビゲーター：さかなクン　先生