実は鳥の歩き方には2つあります。ハトは歩くとき、足を左右左右と人のように歩きますよね。すずめは両足でピョンピョンはねます。このように鳥には両足そろえてピョンピョンはねるものと一歩ずつのこのこあるく鳥といるんです。ハトだけがのこのこ歩いているかというとそうじゃなくて、ムクドリもそうですし、ツルなんかもですね。鳥は目とか耳とか感覚がとても大切なんです。頭が上下前後左右にゆれないように、頭をわざふって歩きながら左右左右と歩きながら、頭をつねに水平にたもっているんじゃないかと言われているんです。
日本野鳥の会:安西英明 先生
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