いきもの
Q. 牛のミルクはどうやって牛乳になるんですか? (小2・女の子)
A.

牛乳って何で、できているか知っていますか? 実は「血液(けつえき)」なんです。牛乳を1リットル作るのにだいたい400リットル〜500リットルの血液がひつようなんです。その血液が、牛さんの本当に大きなおっぱいの所に行くと、いろいろ分解されて形を変えて白い色になるんです。赤い血液が白くなってしまうんですね。これは何でなのかというと、牛乳に多くふくまれる「タンパク質」や「しぼう」という玉が白く見えるからなんです。ですからパッと見ると白いので想像できないかもしれませんが、牛乳は実は血液なんです。
この牛乳がみんなのお口に入るには、牛乳をしぼった農家の人のところに、メーカーさんが取りにきて工場に運ばれます。そして、ゴミが混ざったりしていたら、それをとりのぞいて牛乳パックなどにつめたりして、みんなのおうちに運ばれるんです。


酪農ヘルパー:満島 千穂 先生

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